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2020/10/03 23:17
日欧の馬の目指す能力の方向性!
どうですか?
驚きませんか?
英国ダービーの勝ちタイムは、
この100年
ほとんど変わってないのに
日本ダービーの勝ちタイムは、
この100年
13秒も!
速くなってる!
英国のサラブレッドの進化が止まっているのか?日本のサラブレッドの進化が激しいのか?
そういう単純なことではないのは、ここで、私が四の五の言うまでもなく、巷では盛んに語られているけど、
でも、どこまで、その違いを
日常の予想に活かせているか?
という、自分自身の金が増えるか減るか?という死活問題において、有効に活かせているか?
というと、ほとんどの人は
「そんなもん無関係やっ!」
と、思ってしまってる、、、
まあ、ここまでだけではなんとも言えないと感じるでしょうね。
まずね
イギリスのダービータイムについて、この100年全く伸びてないことの一つの理由を明確にしておきましょう!
そんなこと知っとるわい!
という人もいるかもしれませんが、
イギリスダービー
イギリスオークス
このヨーロッパの3歳馬の
最高峰のレースが行われる
イギリスエプソム競馬場の
2400メートルの芝コースはっ!
ここから先を見るとぶったまげますよ(笑)
スタート後、
最初の1000メートルが登り坂です。正確には800メートル位
何メートル登ると思う?
因みに、日本一起伏差が激しく、タフと言われてる中山は
最高と最低地点の
高低差は5メートル
ただし、これは全周回の最大地点と最低地点の差であって、
よく最後の直線の急坂と、言われる箇所は、
200メートルで3メートル登る
京都の坂超えといっても、あそこでも
4メートル
話戻すよ(笑)
エプソム競馬場
最初の800メートルで登るのは
37メートル!
プール一個半分ねっ!(笑)
中山の急坂?
200メートルで
3メートル?
あれが4倍続いたら日本の馬は死ぬよね?それでも
4倍したら800メートルで
上りは12メートル
エプソムは
37メートルだよ(笑)
勾配のきつさで
中山の急坂の3倍近いきつい勾配の坂を、中山の急坂の更に3倍の距離登る!レーススタート直後だぜっ!?
だから、
イギリスエプソムの
オークス
ダービーの
最初の1000メートルラップは
70秒超えてくる
68秒とかになったら、もう半分走ったらガス欠
1000メートルを
58秒切るペースで通過しても
2000メートルを世界レコード近いスーパータイムで走り切ってしまう
高速ターフ
とは、時計が、速い遅い、馬場が柔らかい、硬い
という、そんな定性的な抽象的な表現で片付けられるような相違ではなくて、
もう全く別の競技!
それ故に目指す馬の性能も、全然っ、違うのである!
この坂に加えて、芝の
柔らかさ
というか、
どれだけ、
スタミナを食い尽くすか?
というのを昨年の凱旋門賞のラップで詳らかにしたい。