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2020/10/04 00:01
スプリンターズステークスとは?
凱旋門賞や英国ダービー
それと
日本ダービーやジャパンカップ
これらの勝ちタイムやらラップを見てもらって、
日欧の目指してきたものと、その結果生まれてくるサラブレッドに求められるフィジカルがまったく異質のものになりうることは概ね理解できたと思う。
これこそが
英国、フランスのリーディングサイアーが、この20年近く
サドラーズウェルズか、
サドラーズウェルズの直系子孫ばかりでしかなくて!
日本は日本で、サンデーサイレンス系ばかりでしかなくて!
サドラーズウェルズの子は、ほとんど日本では開花しないし(テイエムオペラオーとメイショウサムソンがいるので、全くだめではなさそう)、
逆に日本馬も凱旋門賞で通用したのは、
オルフェーヴル
ナカヤマフェスタ
エルコンドルパサー
だけ。
特徴的というか象徴的なのは
エルコンドルパサーは、
サドラーズウェルズの血が、色濃く入った馬であり、内在するステイヤー素質は日本の高速馬場を絶好舞台とする典型的な日本馬ではなく、
オルフェーヴル、ナカヤマフェスタも、日本のスピードスター
ディープインパクトの子ではなくて、サンデー系とはいいながらも、
日本がバリバリのステイヤーとして誇るメジロマックイーンの血を継ぐ馬である。
さて、ここから話は少し飛ぶ
日本の馬場というのは、
もう極端なまでに
究極なまでに
スピードを維持しやすい馬場
を、施行者サイドが志向しているのだ!
もちろん自然の野山のアップダウンがある地形を利用して誕生した
ヨーロッパの競馬場と、日本の
フラット
を基調とした競馬場はそもそも似せようがないし(今更、という意味)、
似せる必要もない
そもそも、
競馬は
崇高なものではなく、
その施行条件やら環境整備に
税金をかけて作り変えていいような、国民に対して説明のつく美学などなく、
「当初、フラットな馬場を基調として作られた税金収入の補完のための公営賭博環境を」
今更、伝統あるヨーロッパのような自然の野山のようなタイプに作り変える
ことなどできようはずもない(笑)
だからこそ!
今、日本が、向かってる方向は、
ガラパゴス
と、言われようが、、
開催が進んでも芝が剥がれずに、馬の走りやすい、クッションの利いた、故障の少ない馬場
でしかない。決して硬いとか、スピード重視で作ってるわけではないと思う。
走りやすいということは、馬も脚が痛くないし、負担がないのだ。だから喜んで走るから、そして疲れないから
速いタイムが出るのだし、
弱い馬でも速く走れる
それだけのことだ!
このことは、1200メートルのレースを予想する際においても極めて重要な要素だっ!