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2020/10/05 18:14
スプリンターズS〜回顧
馬場の重さが
1200の道中ラップ構成にかなりの影響を及ぼす前提から、、、
例年とは激変した今年の中山芝
これを今回のポイントとして、
■モズスーパーの軽視
■本格派(ラスト脚たまる)重視
を軸に予想を組み立てました。昨日の日記にクドい位に書いたので、予想のプロセスは割愛しますが、
ラップ構成のポイントと
土日1200レースの実際
を昨年のスプリンターズラップに
トレースしてみました。
【ラップ構成ポイント】
1200は、絶好高速馬場(ネット競馬指数でマイナス15より低い値)でない限りは、前半3ハロンのベストラップ(多少失速しつつも、全体時計最適化)は、
33.2〜3
と見てました。
例年の中山最終週なら
マイナス9前後なので、そんなもん。
それ以上、序盤飛ばすと、バタッと、止まる。
【昨年のスプリンターズラップ回顧】
馬場指数マイナス17
と、絶好高速馬場なので、持続力イマイチでも止まらない馬場。
33秒切っても止まらない
昨年の
モズスーパーフレアは
32.8で入って、、
後半34.4
仕上がりは
1.07.2の2着
ダノンスマッシュは
33.5で入って
後半33.7
仕上がり
1.07.2の3着
わずかにモズスーパー捉えられず
馬場指数から絶好馬場であり、モズスーパーが止まらなかった。ダノンは机上の計算で言えば、後ろ過ぎ。もっとも、急かして前を取りに行くことは次の戦いで、オーバーペース癖になりかねなきので(馬場重くなったときによろしくない)、一概にボーンヘッドとは言えない。
【今年のスプリンターズラップ回顧】
馬場指数は、多分未発表
ただし、先週オールカマーで
プラス2
と、やや重にしても異例の重さであり、さらにその重さの根拠を補強すると、
開幕週のいつもマイルの世界レコードが出ちゃう京成杯の馬場指数を見ると、、
トロワゼトワルが
世界レコードで駆け抜けた(1.30.3)
昨年の指数が
マイナス24
と、超激速っ!
今年もしっかり逃げて勝っていて、決して凡走じゃないのに
1.33.9
と3秒6
も、遅いっ!
馬場指数は
今年は
ゼロ!
24違うと
1200では、2秒違う位の重さの差なので、マイルでの計算もほぼ合う。
だから、先週の
プラス2
が、やや重影響だったとしても、今週良くて
ゼロ
程度であり、昨年のスプリンターズ施行日とは
1200タイム差は
1.5秒は、間違いなくあると思ってます。
そして!
馬場指数
マイナス8,9の
ベストラップ構成が
前半33秒前半とすると、
昨日のベストは、
34秒近いはず、
つまり
例年のスプリンターズステークス施行日の平均的な馬場の重さでさえ
33秒前半がギリギリなわけで、そこから0.5は、スピード落とさないと
もたないっ!
のに、モズスーパーの前半は、昨年と全く同じく
32.8
これは無理、、、
上がり
36.5
と、昨年の
34.4
より2秒落としてます。
ダノンスマッシュは、
昨年33.5の入りが
今年33.6と、ほぼ同等
この馬場だと、やや速いかな?というラップでしたので、やはり上がりはそこそこ失速して
35.0
昨年の上がり
33.7より1.3秒落としてる
グランアレグリアは
34.7のかなりゆったり目のの入りでしたが、
33.6
でまとめて突き抜けました。正直、これだけ馬場重いとはいえ、理論値(最適ラップ構成だと34.0程度)よりも
序盤はゆったり構えすぎ
で、見ててヒヤヒヤしましたが
いかんせん、モズスーパーにつられて、周りが早く動いたことにも恵まれてのブッチギリでしたかね(どっちにしても勝てたとは思いますが)
ミスターメロディとアウィルアウェイの差なんて、あってないようなもんです。アウィルアウェイは、勝ちを捨てて自分の競馬に徹して
どこまで交わせる?
という競馬であり、ミスターメロディの立ち回り次第では、4着だった。もうここは、全く差がないですね。
何しろ、、、
前日の土曜
2勝クラスの1200芝が
勝ちタイム
1.08.8
同タイムの2着馬のラップが
34.8
34.0
で、、、
スプリンターズ3着の
アウィルアウェイの走破タイムは、それよりわずかに0.1速いだけの
1.08.7
ラップは2勝クラスの2着馬と大きな違いはなくて、
35.0
33.7
ですからね、、、
やっぱり馬場の重さ
それでもなおモズスーパーを警戒してしまう騎手心理が生んだ3着大荒れでしょうね。