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2020/10/06 23:21
1200メートルの本質その3
さっき書いたとおり
過去の記録の山から
1.06.5のアグネスワールドのタイムを異常値として扱い
1.06.7
を限界タイム
とした。これを補強する根拠として、多くの人が認めるであろう日本最強スプリンター候補の筆頭格
ロードカナロアのベストタイム
それもG1でマークしたタイムが
1.06.7
であり、
また、小倉1200が記録上位に大量にランクインしていて、明らかに他競馬場より時計が出やすいことと、実際に下り坂からの平坦というコース形態も加味すれば、、、
アグネスワールド以来、10年もの間スビード血統淘汰を続けてきた結晶である
ロードカナロアがアグネスワールドより下というのは、あまりに現実感がないだろうと、、、
ま、
ということで
1.06.7
が、概ね限界時計
どんっなに
歴史的な名馬でも、
絶対にこの時計より速く走ることはできない!そう仮置きしてください。
ただし、下り坂から平坦の小倉1200にG1クラススプリンターが今後参戦したりするなら話は別。
1.06.5程度はありうるんでしょう。ただしまあ、そんなもんです。つまり1.06.7より早いとしても、
0.2程度の差ということ
さて、ここから本題
アグネスワールドの
1.06.5
を異常値として扱い
1.06.7〜1.06.9
の7秒台割れの高速タイム勝馬を数えると、
22頭だが
(さっきの23からアグネス分引く)
それらの勝馬の序盤のラップタイムをお示しして、私がスプリンターズステークス前に、再三根拠としていたことをお示ししよう。
前半のラップだが、勝馬自身の
ラップを22レース区分すると
32.9以下
3頭
33.0〜33.5
14頭
33.6〜33.9
5頭
32.9以下のラップを刻んだ馬の後半含めた内訳は以下のとおりだ。
■32.8 後半33.9
■32.9 後半33.9
■32.4 後半34.5
32秒台とはいえ、3つのうち2つは、ギリギリ切ってる位だし、しかも後半には、しっかりとスタミナに負担が、かかり、相当失速している。
32.4のぶっ飛ばし馬は、ご覧のとおり大失速。それも、下り坂後平坦の小倉において、馬場スビード指数が
マイナス18という
下り坂で惰性をつけたら止まらない絶好高速コンディションだったことを付記しておこう。
そこを踏まえれば、
33.0〜33.5に多くの数が集まってるように、
33秒を切るようなラップは、超高速絶好馬場であったとしても!
ベスト配分とはいいにくい
というのがわかるだろう。
止まりはしない
というだけで、やはりベストラップ構成は、誰がどう見ても
33秒前半
ということになる。
なお高速タイム決着レースにおけるネット競馬馬場指数は、
概ねマイナス10を超えて(未満)、
マイナス10代後半寄りが多い
今の時代、高速馬場頻度が高いので、どの辺りの馬場指数状況を標準と呼ぶべきなのか
微妙
ではあるが、まあ、2、3年前の感覚でいうと、標準的な馬場指数が
マイナス10よりちょい時計かかる
マイナス8〜9
あたりとすると
マイナス8〜マイナス12
あたりの幅の馬場状態に合わせて、馬のペースを教え込むのがベストということになろうか
つまり
33.2〜33.6
あたりといったところだろうか?
ここらで、休憩するが、もう1点重要なこと。
適性ペースって、馬によるんじゃね?
という質問。それはその通り!
そして、そこが次のポイントになる。