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2020/10/12 07:37
秋華プロローグ〜タケノベルベット
タケノベルベットの◎です。
エリザベス女王杯のトライ初年度
タレンティドガール
翌年のミヤマポピー同様、父は当時のサイアーランキングでは無名中の無名
リマンド!
ミヤマポピーも無名の
カブラヤオー!
ただし、母系はそれぞれ
ニッポーテイオーの妹
タマモクロスの妹
ということ。まず、これで、
「スタミナ比べは父の良血度合度外視だな!」
と。今の時代はそうはいきませんね。ま、膨大な投稿で、ご認識と思いますが、JRAの馬場造園さんの仕業(おかげ?(笑))で、
超高速馬場〜高速馬場
がメインステージになった今日、スタミナたっぷりのスピード不足は淘汰され、サンデーサイレンス直系の産駒があらゆるカテゴリを席巻してしまったように
とりあえず道中、前に前に軽やかに進んでいかないと、ラスト、スタミナ比べに持ち込む
射程圏内
にポジショニングすることすらできない
そういう時代になってしまった、、、
これは、余談なんだけど、
イギリスダービーが、
日本ダービーが発症した
1930年台当時
2分35秒前後の勝ちタイムが、
90年の淘汰を経てもなお、
ほとんどそのタイムが変わらないのに、
日本ダービーは、イギリスダービーを手本にして発症したにも関わらず
そのタイムは
2分40秒台後半だったものが、
今や
2分22秒台と
18秒も速くなっていて、
それがいいか悪いかは、別として
ヨーロッパのスタミナ志向とは明らかに異なる方向に、血の淘汰がされてきているのは、頭の片隅に置いておきたい。
さて、話を戻そう!
「スタミナ比べに父系の良血性は、問われないかも?」
これがスタートだった。
じゃあ、どういう要素なの?と、、、
タレンティドガールの父
リマンド
は、メジロデュレン菊花賞やメジロマックイーン(皆さんご存知の史上最強のステイヤー)の母メジロオーロラに、流れる血で、
当時はまだメジロマックイーンは産まれてなかったけど、ステイヤー王国のメジロ牧場が重要視している血であることはわかったわけで、これがまずひとつ
兄はニッポーテイオーとはいえ、その主戦場は、マイル〜2000であり、安田記念勝ちやら、空き巣っぽかった秋の天皇勝ち、
一方でタマモクロスには、宝塚記念で完膚なきまでに打ちのめされて(2着ではあった)いて、
タレンティドガールの強さはニッポーテイオー母系であっても、スタミナ色は母系ではないなと
だからやはりリマンドなんだなと、、
そして2年目(私のエリザベス女王杯トライ)
ミヤマポピー
兄のタマモクロス
父はカブラヤオー
まあ、カブラヤオーもダービーを逃げて勝ったので、父系スタミナという線もあるけど、
タマモクロスが
スピード王の権化、エリートの
ニッポーテイオーを
2200で下したことから
そして、春の天皇賞を完勝していたことから、母系のスタミナの可能性もあるのでは?と、、、
タマモクロス
ミヤマポピー
の母親グリンシャトー
の父はシャトーゲイ
ハイペリオン系
この時代、一時期、馬産地で
「シャトーゲイの肌馬(父がシャトーゲイの繁殖牝馬)を探せっ!」
というのが合言葉になっていて、その理由は、この兄妹の大活躍もあるけど、実はもうひとつ大きな理由があって、
タマモクロスの同期、タマモクロスが出世遅れで、出走することすら叶わなかった
日本ダービー
で、日本ダービーの最大着差記録(間違ってたら、ごめん。多分あってるはず)である
大差6馬身
でぶっちぎった
メリーナイス
の母の父がシャトーゲイ
だったのよ、、、
そのことが、
シャトーゲイ(ハイペリオン)
こそがステイヤー資質の因子?
と、妄想するきっかけになったのよね
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