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2020/10/12 22:56
オークスの横山典弘マジック
まず横山典弘について私見を簡単に
35年間見てきた中で
日本人騎手であることを前提に
ベストスリーを挙げるなら
ダントツで
横山典弘
武豊
安藤勝己
である。この3人が他を圧倒的に引き離してダントツだっ!
ただし、
武豊と
横山典弘、安藤勝己
の間には明確な違いがある。
武豊は、レース中以外の研究、ヘッドワーク、戦略感、関係者を納得させたり、好意を抱かせる人間力
そういう競馬場外、レースの時間以外の過ごし方、能力が、
図抜けまくっていて、昔も今後も、こういう人は出ないだろう
一方、そんなことは、まるっきり苦手というか、できないというか、興味がないというか、必要と思ってないというか(笑)
それでいて、レース中のありとあらゆるテクニックは、天才!
としか言いようがないのが
安藤勝己
横山典弘
でも、ふたりのタイプは、そのテクニックにおいて、少々違う。
安藤勝己の凄さははっきりいって、傍目からはよくわからないが、
とにかく馬を動かす。馬が自ら動いてるというよりも
安藤が、馬を動かしてるようにさえ見えることがある。
横山典弘は、ちょっと違う
横山典弘は、馬が
全能力を出し切って凄い疾走をしているときに、必ず鞍上でピタッとはまってるように見える。
つまり一切邪魔をしてない。
そもそもこの騎手が、馬にもっていかれたり、立ち上がったりと
ひっかかったり、折り合いを欠いてるのを
私は見たことがない!
馬を安藤のように、動かしてるように見えないのに、あれだけソフトなのに、
ラストにとんでもない脚を繰り出す馬が多いのは、おそらく、、、
馬がよほど走りやすい
のだと、思ってる。もう、そうとしか思えないほど、この人の
ほとんど動いてない、動かそうとしてないのに、馬がものすごい上がりタイム出してるのを何度も見てきてる。
土曜のサウジアラビアでも、私の◎が横山典弘のずっぽしハマり騎乗にやられた。。。
まあ、この天才のオークスの手綱さばき、ラップメークによる幻惑にスポットを当ててみましょう!
ちなみに安藤は加齢なりに衰えていったし、武豊もいろんな意味で衰えていってる。ただし、安藤ほど肉体頼りでない武豊の、それなりのポジションキープは、やはり彼の頭脳や人格の賜物だと思う。
正直とまどってるのが横山典弘だ。
この一年を、見てると、衰えてないのでは?と、思わせる。
一見、彼の天才的なライディングには、相当な筋力やらバランス感覚が必要に感じるので、もう50過ぎて、ガタガタだと思うのだが、
時々、とんでもないことをやってのけるのは何故なのか?
息子のデビューで節制を初めて、何かを目標に、おいて死ぬ気でトレーニングしてるのかもしれない。
ま、この人には今後も注目だが、さしあたりオークスを見てみよう!
あ、ちなみに私は若いときから横山典弘は、超苦手(汗)
なにしろ武豊の大ファン!
横山典弘を好きだったり、応援したことは、一度もないし、今でも基本は変わらない。ただ馬券で世話になったことは、そりゃいくらでもあるけど
まあ、そんな人なんで、、、
割と私はこの人の実力は、冷めて、厳しく見てきたので、
相当、うまいと思いますね(好きでない、というか嫌いな私からこれだけ、褒められるということは)!
前提長くてすみません
オークス分析は次の投稿!