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2020/10/13 19:43
オークスの評価
ウインマリリン
横山典弘
の受けた恩恵は、もう終わり。
今度は、この流れで、各馬にどんな有利不利があったのか?着順をどこまでアテにしていいのか?
これを検証したい。
まず言えるのは、
この超高速馬場での、ドスローラップ、
しかもラストの直線に入る前のコーナーが13秒、12秒後半と、
ドスローに輪をかけて、直線ダッシュ前のウォーミングアップのうよなラップになってしまい、、、
残り800〜600のラップが
12.1
になってるところを見ると
残り700メートル位からの
ヨーイドン競馬
になったと見るのが妥当だ。
いくら超高速馬場の
ドスローとは言え、
曲がりなりにも
1700メートルを12秒チョイ平均で走ってきていることから
1000〜1200メートル程度は走ったと見るべきで
総合スタミナは
1800〜2000メートル程度が求められたレースと見てよく、そして、上がりタイムから考えて
4コーナーで10番手より後ろは
かなり不利!
と、見るべき
9番手以内(1桁台番手)の前後関係は、仕掛けどころのアヤもあるので(後ろの方が先に仕掛けて前に出てしまい、その後スタミナを食わなければ、先に行かれた方は不利なので)
あまり関係ない
そうやって見たとき、、
4コーナー
9番手以内にいた馬は
スマイルカナ(柴田大)
クラヴァシュドール(デムーロ)
アブレイズ(藤井)
ウインマリリン(横山典弘)
ウインマイティ(和田)
フィオリキアリ(内田)
ホウオウピースフル(池添)
マルターズディオサ(田辺)
ミヤマザクラ(武豊)
この絶好ポジションを活かして
2着、3着に食い込んだ
ウインマリリン
ウインマイティ
は、2400というより、、
2000メートルの適性高し!
と見ていいし、
これを不利な後方で、進路取りでもたつかざる得なかったにもかかわらず、串刺しにした
デアリングハートの強さは
2着、3着とは
2枚、3枚違う!
と見ていい。
2桁着順にズブズブと沈んだ馬たちは、
2400どころか
2000も長い!
と見ていい。
具体的には、
アブレイズ
クラヴァシュドール
スマイルカナ
フィオリキアリ
といったところ
秋華に出てくる
クラヴァシュドール
アブレイズ
フィオリキアリ
あたりは、前哨戦の紫苑ステークスや、ローズステークスのパフォーマンス以上の上積みを見込む必要はなく
バッサリいらない!
また、9番手以内で4コーナーを通過もしたし、道中も
かなりいい位置を回りながら
7着、8着の
ミヤマザクラ
ホウオウピースフル
にしても、オークススタートで落馬仕掛けて、後方からになった不利の2重苦を抱えたリリーピュアハート9着と
大差ないようでは、到底上位逆転は望めまい。実際、ホウオウピースフルは紫苑ステークスで、その馬脚を表している。
私はオークスでホウオウピースフルを有力視したが、ここは大幅軌道修正だ。
マルターズディオサ
10着は、道中10番手より後ろだったし、17番ゲートスタートから外を回らされたとはいえ、
せいぜい
ミヤマザクラ、ホウオウピースフルよりも
やや上
程度の2000メートル適性
と見るのが妥当であり、紫苑ステークス勝ちは、多分に
田辺のファインプレー
と、見るべきで本番は軽視だ。私の見る限り紫苑ステークスでの
ウインマイティやマジックキャッスルあたりは道中の位置取りの悪さ(枠も影響)あり、
ラストの猛追を見てもマルターズディオサより上位と見てる。
あと、
オークスでデアリングハートまでの強さはなくとも、後方からしっかりと伸びて掲示板を確保した
リアアメリア
マジックキャッスル
は、ウインマイティ、マリリンを逆転できる力はあると見てる。