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2020/10/16 22:28
全頭診断、2桁人気馬編
票が整ってきて、人気が落ち着き始めました。当初の
ネット競馬想定オッズの人気薄から遡って診断していて、
2頭完了しましたが
ダンツが16番人気
オーマイが13番人気
に、上がってますので、改めて
18番人気から行きますね
18番人気
フィオリキアリ
この馬は、何の迷いもなく切ります。何しろ、悪い意味で安定している。
いい成績は相手が弱く、速い足が要求されないレース。
相手が上がると、ほぼ間違いなく、その実力通りの位置をキープ
タイムもそれを反映し、速いタイムもない。ボロボロの負け方はしないけど、一発の魅力も皆無。
厩舎も牝馬でどうこうってところじゃない。
G1実績は、8勝だが、
キタサンブラックが
7勝(もう1勝はメールドグラース)
牝馬ではゼロ
G2実績は、5勝で、
キタサンブラックが
4勝(もう1勝はジョーストリクトリ)
牝馬では、やはりゼロ
G3実績は、8勝で、
メールドグラース3勝、
トウケイヘイロー3勝、
残りは、
カシアス、クールホタルビで1勝づつで、共に2歳短距離
牝馬は、クールホタルビだけ
つまり
重賞21勝のうち
キタサンブラックで
過半数11勝
メールドグラースで
4勝だから、
2頭の大物で、70%の
15勝!!
トウケイヘイローを入れれば
18勝であり、
この3頭以外では、
ぱっとしない
短めの距離の重賞だけであり、
牝馬の重賞
たったひとつ
からも、牝馬育成手腕には疑問符
馬主も聞いたことない名前で、生涯保有馬が、このフィオリキアリと、もう一頭、無名の馬しかおらず、
有力な良馬がまわってくる立場であるようにも見えない。
実績からも何も推し材料は見つからないし、血統における、強調材料も、私には見いだせない。
迷わず切る。
17番人気
ホウオウピースフル
迷ったが、結論は切る。
デビュー戦はさておいても、
2戦目の東京芝2000
百日草特別
の勝ち方がとても良かった。
時計は上々だし、上がりも切れた。
2歳の秋の
東京の1勝クラス特別は、
クラシックへの中長距離の道程に位置するもので、その「1勝クラス」という額面より
はるかにレベルが高いのだ。
その上で、
ブラストワンピースの半妹という血統裏付けもあり、
「伸びしろたっぷり」
と見て、その後狙い続けたわけだ。
次走マイルのクイーンカップでは、
ミヤマザクラ、マジックキャッスルのワンツーフィニッシュに対しては
惨敗!
といっていい位の負け方で、、、
そこで、一旦評価を下げたが、
次のオークストライアルでは、
ウインマリリンのタイム差なし
2着
タイムも
1587
と、高速馬場であったとしても、この時期の性別、年齢としては、なかなか優秀で、
マイルは短く、距離伸びていいタイプ
と、確信し、オークスでは、ブラストワンピースの妹としての底力
炸裂っ!
と、期待して、デアリングタクトの
対抗格(マジックキャッスルと共に)
に指名したが、
惨敗!
レース序盤で、行きたがっていたことから、多少のスタミナロスはあったものの、あれだけスローで流れた中で、途中から折り合いもついた中での
伸びの無さ
は、どうも距離伸びていいタイプではないかも?
という気がした。あとは、
オークストライアルが、
名手ダミアン・レーン
に負うところが大きかったとすれば、私の過大評価だったかもしれない。
オークストライアルの時計
1587
は、秀逸であるが、
当日の馬場指数は
マイナス16
と、超高速
区分。平均的な軽さを
マイナス8〜9
とすると、
1.59.4〜5
これなら、なかなか!
と言えるのだが、少し気にしなければならないのが、ホウオウピースフルの上がりタイムが、
35.3
であり、ラストが
概ね
12秒程度と失速ラップだったこと。
高速馬場で、スタミナ不足馬でも
速いタイムを出せてしまうケースは、飛ばし気味ペースでの
失速ラップ。
バテてるけど止まらない
というケース。
オークス直後は、ホウオウピースフルの評価を保留にしていたのだが、
紫苑ステークスの惨敗によって、上記の推定(スタミナに課題あり)
は、明らかになったと思う。
紫苑ステークスでの
何らかの不利
や、
気負い、引っかかり
の有無を確認してみたが、そういったものは、観察できず、
オークス通りの力
と、判定した。
馬券対象から外す。