4046件のひとこと日記があります。
2020/10/18 22:09
菊花賞プロローグ
何から語り始めようか?という点で
このレースは迷いますね、、、
菊花賞は、以前は、純然たるスタミナ戦
でした。脚の軽快な速さとは、明確に一線を画する
スタミナ戦、我慢比べ。
皐月賞、天皇賞秋
あたりの2000メートルG1のゴール前って、今も昔も
脚を高速に回転する名馬の疾走シーン
が、想像されますね。
ダービーやジャパンカップなど、2400になると、馬場やら展開によって、スピーディーなゴール前になったり、サバイバル戦になったり、バリエーション豊かだったものが、
高速馬場
サンデーサイレンス
によって、スタミナが問われるシーンは減り、スピード一辺倒になりつつある、、、
そんな中、
菊花賞
は、非常に微妙なレースになってきている。それは春の天皇賞も同じかもしれないが、、、
昔ながらのステイヤーサバイバル戦のまんま、古き良き晩成型の覚醒するスタミナ戦のまんま、、、
というオチではない。そういうジジイの
「この聖域だけは昔のまんまの古き良きもの」
という語りでは決してない(汗)
何が中途半端なのかというと、
おそらく!
2400の高速ターフ
これは、春に飛躍的な成長を遂げるディープインパクトのスピードを活かす絶好の場なのである。
単にディープインパクトに、いつの時期にでも向くということではなくて、他の産駒のスピード、心肺機能の成長が、追いつけない
3歳の春〜初夏にかけて!
てきめん!抜きん出たパフォーマンスを絶対数値的にもマークできるし、相対的にも先天的資質と、その成長の速さで、他種牡馬産駒を圧倒できるのである(例外はキングカメハメハ)。
ところが、夏以降、他種牡馬産駒に対する、その相対アドバンテージは縮まり、菊の頃には、他種牡馬産駒の成長曲線カーブがディープのその高みに、にじりよってくる。
そして!加えて、、
さすがのサンデーとはいえ、
高速馬場ならば、2400のスピード持続はお手の物でも、3000となると、やや長い、、、
リズムもいまいち向かない。
このことが、菊をとても微妙なものにするのだ。
なんとなく、、、
高速化によって、
やはりスピード優先の馬が強いのかな?春のディープ天下の延長かな?と、思ってると、そうでもないし、、、
さりとて、
古くはアカネテンリュウとか、メジロデュレん、マックイーンのバリバリのステイヤー兄弟とか、
超特急の無敗2冠馬ミホノブルボンを阻止したライスシャワー
のような、晩成ステイヤーってわけでもない。結構、、、
なんだかな〜
と、感じてしまう年が、最近多い印象がある。なんか取りにくい、、、
もう少しシンプルに言うと
スピード持続戦とも言い難いし
バリバリのスタミナ戦とも言えない。
菊花賞は、真に強い馬が勝つ(舞台)
そういう格言が成り立たなくなってきてるんしゃねえかな〜と、、、
私はそんなイメージをもってる。
例えばね
昨年の菊花賞
2着の
サトノルークス
3着の
ヴェロックス
その後、どうなった?
なんかぱっとしないでしょ?
いや、サトノルークスなんて、春のクラシック、ダメだったじゃない。
で、ステイヤー血統かというと全然違う。じゃ、単に強くなった?のかというと、全然だめでしょ?その後
ヴェロックスなんて、春の皐月、めっちゃ強くて、ジャスタウェイの父ハーツクライは晩成で、母系もスタミナ戦悪くないから、、、
と、期待してたのに、サトノルークスに負けるでしょ?
で、今年の春もボロボロ、、、
一昨年
フィエールマンは、ま、いいけど、、(凱旋門賞の上がり3ハロンは、50秒近いけど、、、)
でも勝ってるのって、同じく微妙な、春の天皇賞でしょ?
2着エタリオウは、ボロボロ、、
ユーキャンスマイルもねえ、、、
なんだかなあ〜
なんだよね。
その前年
勝ったキセキはまあ、そこそこも
2着クリンチャーは、ダート馬になっちゃうし、3着ポボカテペトルなんて、もはやG1に、出てくることもないよね、、、
こんな感じなんだよね〜
ディープのスピードスターでもなければ、筋金入りのステイヤーでもないというか、、、
-
たけニョッキさんがいいね!と言っています。
-
コンジさんがいいね!と言っています。
-
サクラバクシンオーさんがファイト!と言っています。
-
馬剣神★☆ONOG1さんがいいね!と言っています。
-
ライアンよりもマックイーンが強かった衝撃!!!!忘れられません(^。^)y-.。o○
-
ようこそ、なるさん!さんがいいね!と言っています。