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2020/10/19 18:16
近年の菊花賞の特徴
古馬との中距離G1への挑戦
凱旋門賞への挑戦
ダービーという過酷なレースでの消耗
(疲れや故障)
によって、菊花賞の様相は、微妙になってきている、、
と、言いましたが、これを定量的に評価してみました。
主旨としては、
皐月
ダービー
上位の馬が出てなければ、レースペースの厳しさは低くなります。
ただでさえ、スタミナ温存のために、速くならない上に、、
皐月でスピード上位&中距離スタミナを誇示した馬
ダービーでサラブレッドとしての総合力を誇示した馬
の出走頭数が減れば(菊花賞への)、自ずと、道中ばかりでなく、
勝負どころのシビアさ
も減るでしょ?
それを以下のように定量的に評価することにしました(菊花賞のレースの流れのシビアさ指標)。
皐月賞の
1着〜3着馬が菊花賞に出たら
当該年の菊花賞のレースペースレベルとして、それぞれ
5点、3点、2点を加算
ダービーも同様に
7点、5点、3点を加算
ただし、ディープインパクト、キングカメハメハ直子と、キンカメの子、ロードカナロア産駒は、中距離における3歳でのスピードが、他産駒に比して極めて優れていることから、それらの産駒以外の加算点は、上記ポイントの
7がけ
とした。また、ダービー、皐月両方好走してる場合は、ダブル加算せずにパフォーマンスポイントの高い方のみを加算する。
要するに、、、
皐月、ダービーの上位の
3頭、1着〜3着が同一で、かつ
ディープ産駒ならば、そして、全馬が菊花賞に出走してたら、
高い点の方のダービーの
7,5,3点をそのまんま(7がけしないで)加算する。
すると
15ポイント
両レースの3着以内が全く別の馬で、その6頭が、全馬、菊花賞出走してきたならば、
最高で
25ポイントとなる!
まあ、往々にして、皐月上位の2頭程度がダービーにスライドすることが多く、かつ
7がけの対象種牡馬産駒もいるし、、
皐月、ダービーの上位馬が
無事、菊花賞に揃い踏みで出てきたとした場合のポイントは、
概ね
15点前後
この点数が菊花賞の最高レベルの指標目安である。
まあ、全てが揃い踏み
ってわけにはいかないのがノーマルなので、平均的には
10ポイント〜12ポイントが
オーソドックスな菊花賞レベルと見ていい。
ディープインパクトワールドになってしまう一年前、オルフェーヴルが
3冠馬となり
ダービー2着の
ウインバリアシオン
皐月2着の
サダムパテック
共々、春のクラシック上位が出てきた
2011年が
11.2ポイント
ディープインパクトの3冠年も
概ね同じ
ところがっ!
2012年以降は
上述したとおり、
古馬G1、凱旋門、故障などによる
皐月、ダービー活躍馬の
相次ぐ菊花賞不参戦で、
ポイントは以下の有様だ!
菊花賞勝馬名前も付記しておく
2012年
3.5ポイント
ゴールドシップ
2013年
3.5ポイント
エピファネイア
2014年
10.7ポイント
トーホウジャッカル
2015年
10ポイント
キタサンブラック
2016年
10ポイント
サトノダイヤモンド
2017年
6.4ポイント
キセキ
2018年
3.5ポイント
フィエールマン
2019年
2.1ポイント
ワールドプレミア
ここから、何を読み取るか?
は、また後で、、、