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2020/10/20 22:30
続ナカヤマフェスタの思い出(バビット父)
デビューして
2連勝
2つ目は今の東スポ杯重賞
だから、まあスター街道だよね
年明けに
中山の
G3京成杯
2着とまずまず
ここまでは、一流馬候補だったんだけど、ここから
皐月賞ぶっつけ
3ヶ月も空けたんだよね。その理由は、あんまり覚えてないけど、あまり皐月に興味なかったような記憶もあるな。
ダービーのための権利賞金を早々に確保して、皐月賞は、最悪叩きでいいとの
思惑があったのかもしれない。
今なら、そういう見方はできるけど、当時は3ヶ月空けた皐月賞の
8着
を「なんだよ〜、強くないじゃねえかっ!」って、感じだったな〜
父のステイゴールドってのも、現役時代パッとしなかったし、種牡馬としても、この頃は泣かず飛ばずだったと記憶してるしなあ〜
だって、ステイゴールドが種牡馬として、メジャー路線を駆け上がっていったのは、ナカヤマフェスタの活躍以降だからね。
ナカヤマフェスタは、
ステイゴールドの4代目世代だけど、
上の3世代から出た
G1馬は
ドリームジャーニーだけだったし、同馬以外は、
牝馬限定G3とか
ローカルG3
程度の馬が数頭いる程度で
ナカヤマフェスタの後から出てきた
オルフェーヴル
ゴールドシップ
フェノーメノ
など、2400〜2500以上に無類に強いステイヤー、スターホースを量産するとは全然考えられていなかったからね。
だからナカヤマフェスタの皐月賞の大凡走8着は、さほど騒がれなかったし(皐月も6番人気で、期待されてなかった。)、
ダービーは、全くの人気薄
9番人気
ダービーは、ダービー史上、最悪の不良馬場で、
勝馬ロジユニヴァースの
上がり3ハロンが
39.2
と、全馬が力を出せなかったと思われるタフなレース
このとき、一頭だけ、後方から鬼脚、
最速上がりで突っ込んできて
2着と0.1差
4着だった
のが、ナカヤマフェスタ
この脚で再び注目を浴び始めて、秋初戦の
セントライト記念では、
2番人気になり、好タイムで勝ち切ってる。ぶっつけで、やる気のなかったとも思える皐月賞を除けば、
ダービーのあわや2着、最速上がり以外は、必ず勝ち負けに絡んでいたわけで、
菊花賞で好走すれば、
世代ナンバーワン候補にはなったと思うんだよね。
その菊花賞で、味噌をつけるんだよな
4番人気、12着
良馬場だったし、特段、不利が、あった記憶もなく、、、
敗因らしい、敗因は語られなかった記憶があり、
そうであるがゆえに
強くないかも?
と、思われ始めて、3歳暮に古馬G3に挑戦して、またまたの惨敗で、
弱い!
というレッテルが確定しちゃったんだろうね。
私もそう思って、この馬は完全にノーマーク!
で、春の天皇賞に向かう路線には全く顔を出さずに休みに入って
4月下旬、同期や、一年上のスターホースたちが天皇賞春で争っているのと同じ時期くらいに
東京競馬場の
オープン特別
メトロポリタンステークスに登場
正直、ナカヤマフェスタなんて興味なくなってた上に、
たかだか
オープンレースでしょ?
そんなレース、予想もしてなくて、場外馬券場にいて、同日の他競馬場の重賞レースの馬券買って、負けた後かなんかに(福島牝馬ステークス)、
メトロポリタンステークス
の映像が写し出されて、そのゴール前のナカヤマフェスタの
とんでもない強さに驚いたのを今でも覚えてるよ。
東京の長い直線で、残り400メートル以上残すところで早々と先頭に立つと
そこから、あっという間に
5馬身位
突き放したときの脚
というかフォームね。
めっちゃ強え〜っ!!
そして、今、私が
ビデオでフォームを見なければ馬の強さはわからない!
という持論を曲げないのは、このときの印象が強烈に残ってるから。
なぜかというと、ゴール前の2着馬との差は
2馬身しかないのっ!
でも、そのゴールしたあとの公式発表される字面の着差だと
絶対にわからないことがあるんだよ。
上に書いたとおり、一番スピードを上げたいところ、苦しいところ
そこで、突き放す脚があるか?
ここで、つけることのできる差と
ゴール前の差は
その意味が違うんだよね、、、
また、その意味は改めて解説するけど、とにかく、このレースで
ナカヤマフェスタは、馬が激変した!
と、私は確信したのだった。実際のラップを確認したら、
残り600メートルからの2ハロンのナカヤマフェスタのラップは、
推定で
11.2
11.1
今のような高速馬場ではないからね。
この11.1区間で後続に
一気に5馬身位の差をつけてる。
4ヶ月の休み明けだった。