菊花賞〜春の使い減りを加味する、、、

これから申し上げるのは

まさに私の３５年もの

もがきの結晶とも言えるのだが、
ただここで、効果を発揮するかは、わからない。でも、ご覧のとおり、

一定の根拠に基づくリアルな数値結果なので、何年も何年も使う（このスタンスを、馬券絞り込みに使う）ことの

価値はご理解いただけるはず。

今年だめでも、５年でみれば、それなりの効果は出る

では、お話しよう。

私が競馬を始めた最初のダービー

１９８６年のダービー馬

ダイナガリバーから
昨年のロジャーバローズまで

３４頭の

アフターダービー

を見てきたし、賭けてきた。

その３４頭が、

古馬になっても

２０００メートルを越える
保守本流のＧ１レース
ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞春、宝塚記念を勝てた馬は
（秋天皇２０００等は入れてない）

一体、何頭いるか、ご存知か？

たったの

６頭であるっ！

トウカイテイオー
スペシャルウィーク
ディープインパクト
メイショウサムソン
ウオッカ
オルフェーヴル

この６頭だけだ

ここに、古馬になる前に、３歳、秋、冬で年長の古馬を撃破した馬を加えると

ダイナガリバーの３歳有馬記念
ナリタブライアンの３歳有馬記念
ジャングルポケットの３歳JC

が加わるが、それでも

３分の１にも満たないし

１０頭にもならない、、、

何故か？

レースは、
いやサラブレッドは消耗品なのである。厳しいサバイバルは身体を蝕む。

ちなみに
ダービー後に、秋の菊は
おろか、２度と勝てなかった馬は
約３分の１にあたる

１１頭もいる。
以下だ

サクラチヨノオー
ウィナーズサークル
アイネスフウジン
タヤスツヨシ
フサイチコンコルド
サニーブライアン
アグネスフライト
タニノギムレット
ロジユニヴァース
ディープブリランテ
ロジャーバローズ

以下の１２頭は、
ダービー後に、Ｇ２を１つ勝ったっきりな馬で、上の１１頭よりは、まだいいが、ダービーの勝ち負けを争うことの過酷さを物語っている。

メリーナイス
ミホノブルボン
ウイニングチケット
アドマイヤベガ
ネオユニヴァース
キングカメハメハ
ディープスカイ
キズナ
ワンアンドオンリー
ドゥラメンテ
マカヒキ
ワグネリアン

肉体を蝕まれるのは
ダービー馬に限らない

ダービー馬は、むしろ、そのプロセスに耐えられた強靭なサラブレッドであり、勝ちきったということは、

フォームが美しくて、疲れが残らなかったり、順調に権利を取れて、無理をしなかった

その証でもあり、

ダービー馬だから

アフターダービーに
ダメージが残るのではなくて、

ダービーを争うこと、そのものが

過酷なのである。

藤沢調教師が、ここにこだわりすぎることなく、

古馬のビッグタイトルを取りまくってきたことも、そういうことと無関係ではないのだ。

よって、このことを念頭において

今年の菊花賞有力馬の

春からの

成長、伸びしろ

を

どういう厩舎で
どういう使われ方をしたのか？

をベースに

目に見えない

春からの上積み

つまり

菊花賞で明らかになる

差を

測ってみたい！