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2020/10/26 18:03
サラブレッドのスピードの話
かなり暴論かもしれないが、
私は人はそんなに速くなってないと思う。
もちろん、栄養学とか、医学、運動生理学や、トレーニングテクノロジー、人の絶えない向上心による
タイムアップは
現実にはあったろうが、
見た目で
身体の大きさ、均整、走りの美しさ
そういったものが大きく変化したとは到底思えないのである。
少なくとも私が
100メートル競技を始めたきっかけになったスーパーヒーロー
カールルイス
は、現代に生まれていたら、
やはりオリンピックチャンピオンになれる気がする
あ、ボルトは別格かも、
だけど
もう40年も前の映像だけど、ぜひ
カールのオリンピックの走りをYou Tubeで見てほしい。
究極の肉体、究極のフォームの美しさである。
カールの
9.86
という記録が、
現代、40年も後の
チャンピオン水準である
9.7
より劣るとは思えないのだ。
そして!
この40年がそうであれば、
つまり
ヒト
という生き物の形質、内蔵、筋肉が、大きな変化をしていないことと同じように、カールより前の
40年も
その更に前の40年も
また同じだと、、、
私は思ってます。
もちろん
ネアンデルタールとか
クロマニヨンとか
そういった時代と、今のヒトを比べれば、その違いは明らかであり、
進化自体を認めてないわけではないです。ただそれは、
ダーウィンの進化論に即して解釈すれば、特定な形質や機能が
生き残っていく時代時代の環境に適合した種が生き残っていくという
そういう話であり、
この200年の間に、そんなサバイバルな出来事はなかったので、変わりようがないと思ってます。
それに
近代社会において
速く走ることは、サバイバル要素にはなりえない
のは火を見るより明らかで、、
ヒトの話はこの程度にして
サラブレッドに話を移します。