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2020/10/29 05:57
アーモンドアイのパフォーマンス
何が言いたいのか?
アーモンドアイの価値は
G1の数によって
語られるべきではないということ。
例えば、
全日本選手権を10連覇したって
国体を10連覇したって、、、
オリンピック金メダル
には、はるかに及ばないわけで、
そういう
10回!!
という字面の数に圧倒されて、予想を雑にしてはいけない。
アーモンドアイが史上最強ではないというのではなくて、
アーモンドアイの凄さは、
3歳のジャパンカップ
レコード勝ち
にこそ、凝縮されており、
あの1勝だけで、ものすごい価値があるのだ。あのとき燦然と輝いており、あのときにあの体調のまんま世界に挑戦していれば、
まあ、かなりとところまで行けた
かもしれない、、、
ということ。
勝ったG1全てを等しくカウントするのは、ちょっと違うと思っており、、、
もうひとつ大事なのは、
1つ1つを勝っていくのに、
明らかに消耗
があるわけで、
加齢による衰えとは別に
激戦の消耗もまたある。
私はジャパンカップの驚愕のパフォーマンスは、それが
日本競馬史上もっと価値のある
驚愕、リスペクダブルな
パフォーマンスであるからこそ!
心身へのダメージはおおきい
と見てる。
ダービー馬がダービーを勝った後でどうなっていったか?
を、先週か先々週にお伝えしたとおりだ。アーモンドアイの日本競馬史上最高のパフォーマンスがダメージを与えないわけがない。
翌春のドバイターフ
私は、例え休み明けでも
初の海外であっても
相手がヴィブロスならば、
ジャパンカップ相当の心身がベースにあるのならば、
突き放して5馬身
は、当然と思っていたので、軽いショックを受けた、、、
やはり、凱旋門賞なんて、無理なのか?あのジャパンカップの意味はあるのか?
日本ナンバーワン、史上最高の勝ち方をしたのにヴィブロスに詰め寄られるなんて、、、
と、アーモンドアイを応援する身としては、少し暗い気持ちになった。
だからこそ、その後の凱旋門賞回避は、私にとっては、さもありなんだった。
陣営も
とてもじゃないが、ロンシャンでは通用しない、、
と、判断したはずだ。
でも考えてほしいのは、ジャパンカップ直後の関係者の発言だ。
そんな弱気なコメントは、一切なかったはず。
つまりジャパンカップ時と
ドバイ後とでは何かが違うのだ。
一つは、公式にもコメントされているが、海外への輸送や、慣れない環境でのメンタルへの影響
でも、私が考えるのは
ジャパンカップ、
いやジャパンカップのみならず
3冠も含めた消耗、、、
牡馬が
ダービーたった一つで、
あれだけの比率で、ボロボロになってしまうのに、
牝馬のアーモンドアイのタフネスは驚異である。
3冠というだけで、凄いのに、その直後に日本競馬史上最高のパフォーマンスである!
ダメージがないわけがないと思うべき。
そういう前提で、古馬になってからを見てあげるべき。