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2020/11/01 12:53
クリストフ・ルメールという孤高の存在(その2)
クリストフ・ルメールは
ヨーロッパにおいて「超一流」という騎手ではなかった・・・
デットーリ
ムーア
ペリエ
キネーン
スミヨン
凱旋門、キングジョージ、イギリスダービー
だけでなく
アメリカの
ブリーダーズカップ、ドバイなど
世界の超ビッグレースを
勝って勝って勝ちまくる
スーパージョッキーとは明らかに一線を画する存在だった
だからデムーロと共に
日本所属になったとき
ここまでのぬきんでた活躍は私は想定していなかった。
上記のスーパージョッキーたちは
とにかく
ド派手
である。勝ち方が・・・
馬の全能力を直線で大爆発させる
ようするに「ためてためてぶっぱなす」
系の乗り方・・・
日本で勝つときも「ミラクル騎乗」が多いのが特徴だ
もう舌を巻くのが
デットーリの
イーグルカフェ
ジャパンカップダート
イーグルカフェがG1勝つとは誰が思っていた???
ありえない・・・・
シングスピール
アルカセット
のジャパンカップにしたって、ど本命でも何でもないからね・・
ムーアのコントレイルの
昨年の東スポ杯は記憶に新しい・・・
あの馬が
菊花賞を終わってみると
「そんなに強かったのか?」
となってくるのは・・・
あまりにもムーアがぶっち切った東スポ杯の
印象が強いからではないだろうか???
ペリエの
オルフェーヴル、日本人の夢を木っ端微塵に砕いた
ソレミアの凱旋門賞・・・
シンボリクリスエスの
有馬記念の脅威のぶっち切り劇(引退レース)
ゼンノロブロイ、翌年の
天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念
をジャックポットした馬を
10馬身ぶっち切ったレース・・・・
スミヨンの
エピファネイア
ジャパンカップぶっち切り・・・
秋の天皇賞で
「もうだめだ」
と見放されていた馬である・・・・
ルメールにはそういう派手さはない・・・
でも
ハーツクライの地味な騎乗による
ディープインパクト撃破
に見るように
「見た目は凄くないんだけど、結果が凄い」
そういうレースをこのルメールは何度となく演出してきた
レイデオロのダービーもそうだろう・・・
あのレイデオロのダービーは何度見ても
「強い!!」
とは思えない・・・
じゃあ、ルメールの
その地味だけど
凄いところって
何なんだろう????
アリストテレスで
あわや
コントレイルの無敗の
3冠
を木っ端微塵にしかけた
彼の凄いところはどこなんだろうか?
これを予想にしっかり取り込めていれば
今日の
アーモンドアイ
を馬券の対象から外すという愚行は
防げたのではないだろうか???
アーモンドアイは
明らかに劣化していた。
だからこそこういう結果だった・・
でも、しっかりと馬券圏内を確保した
これこそがルメールなんだろうなと・・・・
終わってみると、いくらでもその理由が書けるのだから
このレースは買うべきではなかったのだろう・・・・・