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2020/11/04 18:46
種牡馬ジャンポケ〜サンレイポケットの父
種牡馬ジャングルポケットの
初年度産駒は
2004年
そこから、今年の産駒迄、
17世代で
約1400頭である。
年平均すると、
80〜90頭であるが、
実際には
近年
40頭強で、
全盛期には軽く100を超えてた頃の、
30%程度
どんな種牡馬、ディープでさえ
想定外のあたりハズレはあり、それは良質の母を揃えてさえ起きる(もちろん良質の母からの方が圧倒的に名馬誕生の可能性は高まるが)。
よって、産駒数が多いほど、
その質が良いほど
名馬誕生の可能性は、高いわけで、ジャングルポケット産駒は、
少なくとも数の点だけでも、全盛期の
3分の1しか、その可能性はなくなってるということ。
でも、もっと重要なのは質
種牡馬生活スタート当初から、10年近くは、
年間
1割がノーザンファーム
1割が社台ファーム
生産馬であり、
40〜50頭は、
社台、ノーザンの良質の肌馬からが、占めていた
だから
2004年産〜2009年に
かけては、
毎年のように
G1馬、ないし、
G1戦線活躍馬をコンスタントに出していた。
ジャガーメイル
トールポピー
フサイチホウオウ
オウケンブルースリ
トーセンジョーダン
アヴェンチュラ
などなど、、、
(厳密に言うと、ジャガーメイルは、牝祖を吉田善哉氏から寄贈された小牧場生産だが、牝質は社台だし、オーナーは、吉田夫人なので、おそらく育成などは社台のバックアップあり、実質、社台)
しかしながら、
ちょっと前に種牡馬入りしていた
SS系の
スペシャルウィークから
ブエナビスタが出たり、
同期のアグネスタキオン、クロフネの頑張りにとどまらず(肌馬を奪い合う関係の社台スタリオンステーションの種牡馬)、
2010年のちょっと前から
真打ち
ディープインパクト
キングカメハメハ
ハーツクライ
が種牡馬生活をはじめるにつれて、当然、いい肌馬は回りづらくなってくるので、
年間20〜30頭の
ノーザン
社台
生産のジャングルポケット産駒も、質は落ちてくる。
そして、その数も2012〜3年から徐々に減り、今では
ゼロ!
つまり、ジャングルポケット産駒の質の低下は、種牡馬の遺伝力の低下とは断定できないのだ。
もちろん!
逆に
低下していない!
という反証ができる素材は明確にはないので、
ジャングルポケット産駒は、今でも
2004〜2009
年頃のように強いのだ!
とは言えないのだが、、、
たかだか言えるのは、
今回テーマにしている
サンレイポケット
のような、強いのかどうかわからないけど、全然産駒が走ってない
ジャングルポケットじゃ、底は知れてるでしょ?
とは、決めつけない方がいいということ。
少しでも
強さの片鱗が見られるならば、そこを正確に評価してやって、
おっ?!
やっぱり
ジャングルポケットの子は
いいの出るよね!
というのも
あり!
ということ。
そして、その検証の確度を高めるために、同馬の走りを、びっしり
ビデオ確認することに加えて
母系、ファミリーナンバー、近親
活躍馬
を調査する必要がある
ということ、、、