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2020/11/11 08:33
牝馬の中長距離戦線 〜 南北問題?
牝馬の古馬2000以上の中長距離戦線
における、
数少ない強い牝馬と、
そうでない大多数の牝馬
との格差は、我々が考えている以上に、かなり大きいと思える。
その理由として考えられるのが、牡馬と牝馬との使い方についての
オーナーブリーダー
及び
オーナーブリーダーの意を受けた
調教師や騎手
のスタンスだと思う。
牡馬のうち、種牡馬になれる馬は、同一世代で、10頭程度だろうから、
同期牡馬4000頭としても、ほんの一握り、0.3%程度、、、
つまり99.7%は、
とにかく走って稼ぐ!
場合によっては、
「この身、果てるまで、、」
的なところがあるが、牝馬は、血統が良ければ、繁殖牝馬になって、良い子を産めば、億単位の金を産む
金のニワトリ
になれる可能性はそこそこあるので、良血馬は、競走能力をマキシマムに達するまで追い込むようなトレーニングはしないと思うんだよね。
前にも言ったけど、陸上競技の400メートルと100〜200の身体へのダメージって全然違うから、相当鍛えないと400は、ダメで
つまりサラブレッドも400に該当する
2400ないし、それよりも少しだけ短い2000〜2200を含む
いわゆる中距離
2000〜2500
ここで牡馬と渡り合えるほどの鍛え方するのは(あるいは素質だけで伍して戦えるのは)
ごく僅か!
だと思うわけで、、、
つまり長くて、坂もあるような重賞では、牝馬の活躍比率は
使う側、育てる側の人間の意図として、牡馬より少ない。
だから中長距離の牡馬の活役馬の層は厚くて、重賞では切線になるけど、牝馬は活躍できる馬(素質馬は男馬と大きくは変わらないにしても、後天的に通用する位に鍛えられる馬)は
少ない!
と思ってます。だから南北格差(強いのと強くないのの差)が広がると、、、
そこで調べたのが、私が馬券を買い始めた1986年頃から今までの約
35年間
芝2000〜2500メートルの
G2、G1レース
585レースの勝馬のうち
牝馬が何頭いるか?
ってこと。調べたら以下のとおり
34頭
たったの
6%
ってこと、、、
具体的な馬名は、以下のとおり
センテリュオ
ノームコア
アーモンドアイ
クロノジェネシス
ラッキーライラック
リスグラシュー
スマートレイアー
ルージュバック
ショウナンパンドラ
ラキシス
ジェンティルドンナ
ハープスター
フミノイマージン
ブエナビスタ
メイショウベルーガ
ウオッカ
テイエムプリキュア
ダイワスカーレット
フサイチパンドラ
スイープトウショウ
ヘヴンリーロマンス
ファインモーション
テイエムオーシャン
エアグルーヴ
メジロドーベル
メジロランバダ
ヒシアマゾン
ワコーチカコ
エルカーサリバー
タケノベルベット
メジロモントレー
クリロータリー
メジロフルマー
トウカイローマン