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2021/04/01 18:25
サンデー一人舞台の時代!
サンデー狂騒曲の前夜に(前年)
ナリタブライアン
という暴力的な強さの天才が3冠をぶっちぎり、その翌年から
サンデー狂騒曲の開始になるかというと、実は裏がある
サンデーサイレンスが、
ナリタブライアンの翌年クラシックを
皐月
ジェニュイン
タヤスツヨシ
ダービー
タヤスツヨシ
ジェニュイン
の双方ワン・ツー
という度肝を抜くようなファーストクロップながらの快挙を成し遂げた
その年の暮にサンデーサイレンスは、リーディングサイアーに輝くという
恐るべき快挙を成し遂げる
これがいかに強烈なことかというと、普通は、3歳クラシック馬(夏以降の2歳も厳密には含むが)に加えて
前年、前々年にデビューした5歳、6歳がG1戦線ばかりでなく、条件クラスでも
数十頭レベルで稼ぐ下地があってこその他の種牡馬とのリーディング争いなのに、実質的には
3歳世代(プラス夏以降の2歳)
だけでリーディングをかっさらってしまったのだ!
ただし!ここからが凄い!
この強烈な結果を目の当たりにしてから、はじめて
年間170〜180頭、
最多で220頭を超える種付けで
年間のサンデーサイレンス産駒生誕が
140〜170頭になり
質量で、他の種牡馬を圧倒したわけだが、
実はファーストクロップから、実際の競走成績を目の当たりにするまでの3年間の種付けは
わずか
70〜80頭でしかなく、
サンデー産駒の最初の3年間は、サンデー狂騒曲ピーク年の
半分くらいの数の産駒しか走ってなかったのである。
このことからも、初年度のリーディング奪取の価値がどれだけ空前絶後か?
そして何より、
どれほど、それまでの血統勢力図を完膚なきまでに塗り替えてしまったか?
改めて知ることができるだろう。