サンデー、最初の３年と、それ以降

初年度こそ
ジェニュイン、タヤスツヨシで春のクラシックワン・ツーしたものの、

菊は、さっきも言ったとおり

乾坤一擲の濃厚なブライアンズタイム

マヤノトップガン

にやられた。これはサンデーサイレンス産駒がまだまだ熟成するような体制になってなかったから。人の方がね、

数も少ないし。ただし、そうはいってもやっぱり、ブライアンズタイムってのが、強烈ってところはあって、

サンデーサイレンスの３年目の春のクラシックを木っ端微塵に砕いたのは、やっぱりブライアンズタイムの

サニーブライアンだから

２年目を飛ばしたけど、この年は

ダンスインザダーク

に真打ち武豊を配してきたけど、仕上げ過程の狂いと

１号族L
バリバリの選手権距離Ｇ１血統の

フサイチコンコルド、藤田に
武豊が狙いすまされた感はあったかもね。でも、もし、この世代なサンデー産駒が、６０頭台という考えられない少なさでなく、全盛期の

１００頭超え世代だったら、ダンスインザダークを上回る馬がフサイチを抑えたかもしれないよね。

とにかく３年目まではそんな感じ

そして、四年目産駒は、もうサンデー活躍の後に様々な準備を人側でし始めた産駒だからね、、、

仕上げ方もわかった
走らせ方もわかった
めちゃくちゃいい牝につけた

当然頭数は３倍増近い種付け、、、

こうなりゃ無敵だわ、、、、

だから、四年目からのダービーの勝ち馬を見てほしい！

スペシャルウィーク　武豊
アドマイヤベガ　武豊
アグネスフライト
(ハナ差２着エアシャカールは武豊)

ここまでサンデー３連発
アグネスフライトの年はワン・ツー。
エアシャカールは皐月、菊を制してのダービー痛恨のハナ差２着

で、次の年のダービーがいきなり
トニービン産駒の
ジャングルポケットになり、

？！

と、思うだろうが、この年は、無敵無敗で皐月賞を制して、ジャングルポケットとの勝負付けは明らかに終わっていた幻の３冠馬と呼ばれた

サンデーサイレンス産駒
アグネスタキオンが
故障でスクラッチしたから、、、

で、アグネスタキオンの翌年が、またまたサンデーは

ブライアンズタイムにやられる、、、

この年のブライアンズタイムは

タニノギムレット！

そして、笑っちゃうのが、鞍上は

武豊！

やっぱりね、、、
こういう流れを見るにつけ、武豊ってのは、凄いんだよ。サンデーも凄いんだろうけど、

誰がサンデーの長所引き出せてたの？っていうと武豊ばっかりだし、、、

ひょとしたら武豊がサンデーのこういう乗り方編み出せなかったら、皆、脚をなし崩しに使ってたかもしれない。

そして、すごいのが

サンデー狂騒曲の最中で

しっかりと、そのサンデーっこ達を

まとめて飲み込んじゃう
世代ただ一頭のブライアンズタイムの大物を大舞台で選んで、そして

勝っちゃうと、、、

この年の２着が、その後化け物のように強くなる

藤沢厩舎の最高の自信作

シンボリクリスエス

で、武豊は、藤沢さんに前哨戦任されて、本番も！

って話はあったらしいが、

「秋には強くなりますよ！」

といってタニノギムレットで豪快に差し切ったとか、、、(笑)

それを藤沢さんが嘆いてるのを記事で見た。

まあ、この年は、サンデーは不作だったのかな？

その翌年には

ネオユニヴァース
サクラプレジデントでの
皐月ワン・ツー

ネオユニヴァース
ゼンノロブロイでの
ダービーワン・ツー

としっかり独占

そして、翌年が、金子真人さん

名馬キングカメハメハ

が、誕生して、その後のディープとの近代日本競馬の種牡馬王座の幕開けとなるわけで、、、

負かされたサンデーの名馬
２着ハーツクライのその後の活躍はご存知のとおり。

３着もサンデー
４着も、５着も、６着も
サンデーだったはずで、、、

単にキングカメハメハが、信じられないくらい強かっただけ

それは、その血を引くアーモンドアイを見れば納得だろう。

そして、その翌年が
サンデーの最高傑作

ディープインパクトの一人舞台

で、ここらあたりから
ディープの翌年から
サンデーの産駒はガクッと落ちていくんだね。

でも、このピークの６〜７年は

キンカメを除けば

ブライアンズタイムの乾坤一擲以外は全く敵じゃなかったね。

武豊とセットで

春のクラシックを楽に勝つ

そのことが、馬場の造園技術による馬の疲労軽減、故障軽減とあわさって

古馬でもＧ１を勝てる馬を出すようになったと思ってるよ