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2021/04/02 08:42
レイパパレの血統
私が秋華賞で、
出れるか出れないかの
たかだか
古馬ローカル2勝クラスの実績しかない
レイパパレを
超スーパーホース
デアリングタクトの相手
として注目していたのは、実は走りそのものだけでなく
血統
にあった。
そこについて、詳しく述べておきたい
まず、父はディープ
これはいいよね(笑)
次に母系
この馬のファミリーナンバーは
3号族のL
フローリスカップに辿り着く
日本における最上質の母系だ。
今、社台、ノーザンがこぞって
サンデー系との抜群の相性で至宝にしている
1号族
16号族
に、
当たったときの乾坤一擲の濃さで、
伍するのは、
このフローリスカップだけ!
といってもいい。
私が競馬を始めてからのダービー馬35頭であるが、
昨日申し上げた
サンデーサイレンスが馴染み、今の高速ターフになってからの対象期間は
約25年くらいだけど
その25年に
フローリスカップから
3頭のダービー馬が出ている
スペシャルウィーク
メイショウサムソン
ウオッカ
この3頭である。
他のダービー馬たちと比べて、この3頭から観測できる特異なことは、
3頭の血統だ
サンデーサイレンス
オペラハウス
タニノギムレット
サンデーサイレンス系から3頭出たのであれば、「そりゃあ、サンデーだからね、、、」の一言で片付けられるし、
もう一頭、別カテゴリの種牡馬から出ていても
たまたま
と、判断されかねないが
3頭!
なのだ。
しかも
メイショウサムソンの父
オペラハウスは、
日本が向かないと言われる
サドラーズウェルズ系統で
G1馬はテイエムオペラオーしか出ていない
ウオッカの父
タニノギムレットに至っては
G1馬は
ウオッカ
ただ一頭のみだっ!
ただし、テイエムオペラオーしかいないという、そのテイエムオペラオーは、長らく日本競馬の最多賞金獲得王として君臨した、超強豪だし
ウオッカは牝馬ながらダービーをぶっちぎってしまった恐るべき女傑で、その父タニノギムレットは、サンデー狂騒曲時代に
唯一太刀打ちできた
ブライアンズタイム系
乾坤一擲血統だ
そして、サンデーとはいえ、スペシャルウィークは、ダービーが記録的なぶっちぎりであり、
天皇春秋、
ジャパンカップを制した
サンデー産駒屈指の名馬
要するに!
このフローリスカップは、父の凄みをいかんなく絞り出す
成功したとき、ハマったときとんでもない馬を産み出すスーパー母系
と、私は見ている
後で、また触れるけど
日本ダービーを振り返ると
このフローリスカップの影響力を
まざまざと見せつけられる
このレイパパレにおいて、
フローリスカップとディープインパクトが、強烈な化学反応を起こした可能性は十分にあるということだ。