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2021/04/03 18:32
再度 ファミリーナンバー 3L(フローリスカップ)
3号族L(エル)系の
フローリスカップを祖とする日本に名牝系は、過去87回のダービーで
7頭ものダービー馬を出している。
そしてその7頭のいずれもが「何らかのインパクトを残す強い馬」であったことは
特筆すべきことだ。
以下の馬名の右に記したが、レコードタイムが3回、加えてスペシャルウィークの記録的な
ぶっちぎり勝ち(5馬身)、牝馬として数十年ぶりのダービー制覇のウォッカなど・・・
そして同じく右に書いたとおり、「ダービー馬となるために3歳消耗、ジエンド」が多い近代競馬において、スペシャルウィーク、ウオッカ、メイショウサムソンは古馬になってからも、その強さをいかんなく発揮してG1を勝ちまくったのだ!
11回 ミナミノホマレ レコードタイム 4戦3勝
14回 マツミドリ
27回 コダマ レコードタイム 皐月と二冠、宝塚記念
46回 カツラノハイセイコ レコードタイム 天皇賞
65回 スペシャルウィーク 5馬身差圧勝 天皇賞(春)(秋)、ジャパンカップ
73回 メイショウサムソン 天皇賞(春)(秋)、皐月賞
74回 ウォッカ 牝馬優勝!! ジャパンカップ、天皇賞(秋)、安田記念他
さて、11回〜46回までの
4頭については「そもそも海外の名牝が入ってこなかったんだから、数少ない基礎牝馬で独占するのはあたりまえだ!」というのは
私も当初そう思っていた・・・
しかしながら注目すべきなのは、その時期に基礎牝馬として、フローリスカップ系と並んでメジャーだった
12号族ビューチフルドリーマー系も
1号族Bフラストレート系も
ダービー馬を出しまくっており
50回までのダービーではフローリスカップ系を含む
この3系統が4頭づつ出して、合計12頭もいたのに・・・
50回以降、近代競馬の発展における
海外名繁殖牝が入ってきて、社台、ノーザンの名繁殖がはびこるなかで
サンデーサイレンス全盛期に
ウオッカ
スペシャルウィーク
メイショウサムソン
という強烈なダービー馬をたたき出したのは
フローリスカップ系だけなのであって
日本古来の基礎牝馬だから
「発展期の初期には勝って当たり前」
というほかの基礎牝馬とは質が違うのであり・・・
それがレイパパレの
母系の質なのである!!!!