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2021/04/09 18:04
桜花賞〜3歳春の牝馬のマイル限界タイム
先程まで例示していた
高速タイム決着の極良馬場において
前にいるほど有利
というのは、ちょっと正確性を欠きます。というのは、あくまで、
G1クラス古馬
をメンバーとして想定する以上、自滅逃げはないので。
つまり、
1000通過
59程度
を逃げラップとすると、これは、
2000限界タイム時のベスト配分ペースの中間ラップと、ほぼ変わらないので!
つまり、そこより後ろは、理論的なベストパフォーマンスラップは刻めないってことになる。
そういう前提で、
後ろは不利!
といったのであって、
仮に2000を逃げ馬が
1000通過
57秒チョイ
なんかで逃げたら、それはオーバーペース甚だしい!
かなり後ろ、多分10馬身体強
のビハインドを追って走る馬のポジションあたりが、ベスト配分では?
まあ、このように
2000
での一線クラスだと
前々有利
って構図になるんだけど、、、
マイルはちょいと違うのよ、、、
殊に鍛え上げられてない3歳春のメス、しかも、そこに至るプロセスにおいて
勝ち上がりの距離が
1200
1400
ってことだから
殊更ね、、、
その点、触れていきたいと思うよ。
因みに完成された
古馬
のマイルパンパン高速馬場における
限界タイムは
概ね
1.30.0
程度と見てる。
日本レコードが超高速9月中山ハンデ重賞の軽ハンデ
トロワゼトワル
1.30.3
次ぐのが、ヴィクトリアマイルの
ノームコア、アーモンドアイで
1.30.5前後
まあ、妥当な見立てだろね、、、
マイルの高速馬場は、もう
格とか、、、
関係なく、ベストペースを乱されなければ、マイペースで行ければ、結構行けちゃうと思ってるよ。
で、もう一丁、考慮点!
完成された古馬の限界タイムに対して、3歳メスの限界タイムをどう見るか?
これは勝手ながら、私の35年の観察から、
3歳牝の4月の限界タイムは
1.32.0とさせてもらう。
これはね
3歳5月末まで、つまり牡馬も含めた3歳マイル王者決定戦の5月NHKマイルのタイムまで含めて集計したときの
ベストが
1.31.4
NHKマイルの覇者
ダノンシャンティ
殺人的ハイペースで、上位入線馬が軒並みパンクしてしまったレースで、見た目もド迫力。ダノンシャンティの安藤勝己も、馬の力を絞り出す技術では日本人騎手史上ナンバーワンだし、
これが限界では?
と、今でも思うけど、、
一昨年あたり、
サクラトゥージュールが
1.31.7
3歳歴代ナンバー2を5月に叩き出したから、
もうちょい上があるのかな?
とも思った、、、
とはいえ、ラスト12.2だし、
そもそも、馬のスタミナ含めた
いわゆる本質的な強さとは
あまり関係ないという自らの提唱テーゼを考えると、、、
牡馬5月
1.31.4
でいいと思う
ナンバー・スリーが
牡馬4月
1.32.1
牝馬5月
1.32.1
このときの2着はサクラトゥージュール
ってことから類推すると
牝馬の4月
1.32.0
は妥当かなと、、、、
4月と5月では、この時期のサラブレッドの成長曲線カーブの急激っぷりからすると大分、差があるからね、、、
ま、
1.32.0
でいいかなと、、、
桜花賞前の時期の
歴代牝馬ナンバーワンタイムは
メジャーエンブレム
1.32.5
シンハライト
1.32.8
だしね、、
桜花賞レコードは
グランアレグリア
1.32.7
だし、、、
1.32.0は、遅すぎとはいえないでしょ。