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2021/04/20 18:18
ケリー基準のアナログ的な意味
会社の帰路
歩きながら、、、
公式は随分、簡単に見えて
「本当にこれが利益最大化の公式?!」
と、最初は、思ったけど、考えれば、考えるほど、かなり
深い
と、思ってます。ちょっとね、、
アナログ的な意味を自分なりの解釈で展開してみるよ。
まず公式を再掲するよ
競馬資金、
この意味は、この資金が生活を犯さずに、使える競馬用の全資産、資金とします。5万とか、10万とか、具体的な金額をイメージします。
ケリー基準が求めるのは、この競馬資金の何%を1回のレースで使って良いか??という割合です。
これを
Optimal f (最適なf)
略して
f
としてます。
公式は
f=(的中率※オッズ−1)/(オッズ−1)
踏み込んだアナログ解説に入る前に
この公式で、以下のケース数値を入れて算出してみてください
的中率50%
オッズ2倍
これって、無意味な賭けですよね?
1回きりトライして、その一回で勝つならいいですけど、長期的には2回に1回しか当たらないのに、勝っても2倍
つまり、長期的には何の意味もない賭けってこと。
これが、一昨日、申し上げた
期待値が1を越えないとケリー基準は、何の意味もないし、そもそも公式で計算するまでもなく、儲からないのは、簡単にわかる。
試しに数式に数字を入れてください。
ゼロになるでしょ?
つまり
f=0%
競馬資金のゼロ%を賭ける価値があるということで、
やめとけ!
ってこと
この
50%的中のオッズ2倍って
いわゆる
期待値1(100%)
ってこと。
厳密には、微妙に違うけど
予想家の回収率だわ
さて、予想家で、時々
「中央競馬の控除率は20〜30%なので、払い戻しは70〜80%。回収率97%は、立派!」
いやいや(汗)
ちょっと待てよ、、、、
コイン投げ未満じゃねえか、、、
そして、ケリー基準は、使えない。つまり長期的には儲からないってこと!
回収率100%を超えて初めて
このケリー基準の適用ができて、長期的に儲けることができる。