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2021/04/20 18:48
続)ケリー基準のアナログ的な意味
さて、、、
ケリー基準に
的中率60%
オッズ2倍
期待値120%とするとどうなるか?
f=20%
になるわけ
つまり5万円が、なくなってもあきらめられる競馬資金管理のとすると(しかも、もう5万を越えては競馬はやらない)
スタートは、20%の1万円ってこと。
外れたら
次は残りの4万の20%で8千円
この2回目で当たれば
4.6万円
元々の5万より、減ってるね
で、このあとも、一進一退で、
当たり、外れ、当たり、外れを繰り返していくと、、、
どんどん目減りしていくのは、わかるよね?
前提は的中率60%だけど、仮に50%だとすると、資金はすぐに枯渇するよね。
でも、的中率が50%を越えているのであれは、的中は
2回に1回を越える(あくまで短期でなく中長期)ので、どこかで、挽回タイミングが訪れる(10回つづければ、6回は勝つので)。
この中長期に枯渇せずに、耐えられるように、1回1回の投資は、
一律定額(例えば毎回1万とか)
でなくて、その時その時の
f%
ってなってる。
ただし、そのことによって、
いずれは上昇局面が全体の中では半分以上を占めている
という的中率の安定的な発生、確からしさが前提になっている。
例えば、極端なことをいうと
100回で60回当てられても
初回20回全て外れて、残り80回のうち60回が断続的に当たる
という可能性も否定できないわけで、その場合、
毎回、毎回、掛け金は少なくなりはするけれども、元ネタも小さくなり
20回目は(19回連続外れ)
手元800円しかなくなってる!
(元ネタ5万の98%喪失)
ただしっ!
ここからが、このケリーの公式の凄いところで、的中率60%が、100回トライで60回は必ず出るほどの確からしさがあるなら、
この800円から始まる反撃は、必ずや、その先の残り80回トライで60回の的中(20回の不的中)により、
見事に元ネタを増やすことになるわけだ!
もう少し、現実感のある話をすると、
そもそも的中率60%
っていう技術というか、予想力において、20回連続の不的中は、想定し難い。
想定し難いというより、それだけ連続で外す予想力を
60%の的中率
とは、言えないだろう!
つまり、ケリー基準にあてはめて、資金管理、賭けを決行する限りにおいて、そんな
脆弱な的中率技術
で、望むべきではないし、
そして、ここからが、本質で、、
もし、一定回数以内で、50%越え、2倍越えの予想技術があるなら!
別の言い方をすれば、
期待値(的中率※オッズ=回収率)
100%超
(的中率40%、オッズ3倍なら、期待値は1.2)
の予想技術があるなら、、、
ケリー基準に従って資金管理の元でかけ続ければ
確実に増やせるということなのだ。そして、ポイントは、
元ネタを確保しつつ
かつ
その前提を確保できる上で、最速で、最大効果を得られるということ。
ケリー基準による比率を超えると
パンクリスクを背負い、
ケリー基準による比率未満だと、
もっと早く稼げるよ!
ってことが数学的、統計的に立証されてるということ。
このケリー基準による競馬計画の最大の肝は
スタート時点で、
回収率
オッズ
を本当に安定的に確保できるのか?
ということに尽きる!