4046件のひとこと日記があります。
2021/04/29 20:36
クラシック時期の未勝利のレベル
皆さん、以下の数字とか
内訳とか、
その意味するところを
ぼんやりとでも把握しておくことを
強く強くお勧めします!
まず
2歳戦スタート後の
6〜12月の半年間
2歳全レース数は、
636
芝408
ダ228
3歳戦スタート後の
1〜3月(クラシック勢力固まる)
3歳の3ヶ月間レース数は、
356
芝125
ダ231
総数は、約1000レースね。
芝は、その内、半数強の
533レース
でも2歳時は芝が6割も占めるのに、3歳時は、3割強に
ガクッと構成比を落とす。
これは冬の芝の維持が大変なことによるもので、それは造園家サイドの事情だが、使う側も高額良血馬を冬の太くなりやすくて、身体が動ききらない時期、馬場も良くない中で使いたくないはず。
よって、用意されているレース数もさることながら、そういう事情で、
1,2月には出てくる馬のレベルは落ちるとみていい。それに年明けは年末の変則的な厩舎村の諸々スケジュール(休みや、あいさつ回りなど)で、調教もうまく行かない、、、
新馬、未勝利、特別(1勝クラス、オープン)、重賞を問わず、1月早々〜2月半ばにかけてのレベルは、少々割り引いてもいいはず。
しかしながら、2月半ばから、新馬、未勝利を勝った上に、その先1ヶ月足らずで、重賞トライアル系で権利を取るというのは、いろんな意味で酷であり、
このことから言えるのは、、、
クラシック本気陣営は、
2歳年内には、
最低でも、新馬ないし、未勝利は卒業できるような逆算スケジュールを組むはずということ。
基本的には今年もそうであったように
共同通信杯を勝った馬が、そこから2月の残り半月を休み、3月一杯をかけて、皐月、ダービーに向かうのが王道になっていくだろう。
どんなに遅くても弥生賞がリミットだろう。3月頭だ。
ということは、2月上旬には、2つ目を勝つことが必要(弥生賞権利獲得のため)になるし、また、共同通信も選択肢とするならば、それでは間に合わず、
やはり年内に新馬、未勝利を勝った上で、1勝クラスを勝つか、重賞2着は、どうしてもほしいところ。
望んで取れるものではないが、少なくとも高額馬を預かり、馬主からクラシックを期待されている陣営は、馬体に問題がない限り、2歳で2つ勝つ計画にせざる得ない
このことを念頭において、2歳のレース内訳を見つめてみよう!
次のページだっ!