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2021/05/15 15:06
京王杯SC〜今昔物語、、、
私が、競馬を始めた頃
まだ、こんなにストレスレス(飛ばしまくってもバテない)馬場でない頃は、、
明確に安田記念の前哨戦だった。
だから安田記念勝ち負けレベルの一線級マイラーが、出てきていたし、そして勝ち負けしていた。
ニッポーテイオー
ダイナアクトレス
ダイイチルビー
ヤマニンゼファー
ハートレイク
タイキシャトル
タイキブリザード
グラスワンダー
エアジハード
シンコウラブリイ
トロットサンダー
ブラックホーク
といったマイルG1勝ち馬が、
1分21秒台で勝ち負けしていた。
このタイムが、高速化によって、つまりバテないストレスレスによって、1200メートルの延長みたいな走りで、残り200を惰力でこなせるようになってきて、それが勝ちタイムに
如実に現れ始めたのが、2000年代に入ってから4〜5年経過したころ
つまり
1分19秒台の決着になってきた。これに伴い、勝ち負けのためには、本番マイルのリズムから、やや外れたペースを強いられるようになることを嫌ったマイルの保守本流派は、
なんとなれば秋の天皇賞さえ視野に入れたいモードである馬も多いことから、あまり、ここには出てこなくなってる印象
オールドファン
というか、競馬歴20年超の方々は、ついつい京王杯に
本番安田記念勝ち負けレベルの格を求めてしまう傾向があるようだが、ここは
スプリンターのボーナスステージ
になりつつあることを認識すべきだし、一昔前の京王杯のマイルチャンピオンクラスが
1分21秒台で好タイム!
と大騒ぎしていた名残から、
持ちタイム、
1分19秒台を過大評価しがちだが、そんな大したことはない。
そもそも1400は、ビッグレースはなく、マイルG1の叩き台になることが多いので、案外落ち着くこともあり、
昔のタイムは、サラブレッドの限界能力の尺度にはなりえないってことがある。
そこに加えて、高速化によって、基礎タイムが上がり、そしてマイルのことなんか考えないで飛ばすスプリンターも台頭してきており、
おっ!
すげえな!
と言えるのは
1分18秒5
を下回るくらいだろう。
そのタイムがないならば、
1200で、
1分7秒前半でラスト11.5前後とか、
1600で、先行して
1分31秒前半で堪えてる馬の方を上位に取るべき!