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2021/05/15 23:21
レシステンシアの凄さ
レシステンシアの凄さは年々進化してる。感覚的に適当なことを言ってるわけではない。
まず2歳でのマイルレコードでの
チャンピオン
あれは圧巻だ。タイム、着差、ラストのフォームコミコミで、あれだけで、通常年の桜花賞戴冠の資格ありだ。
チューリップの惨敗で、ミソがついたし、北村は、「行ってこその馬なのに、何抑えてんだっ!」と、やじりまくられたが、あの惨敗が良かった。
実に良かった。
陣営と北村が同じ方向を向いていたか?は、当時もはっきりしなかったが、あそこから
抑えてラストに溜める走り方も教えて行こうという意図が明確に示された。それが道悪の桜花賞での2着に繋がったし、NHK杯も落ち着いて運べていた。
あのNHKの2着を
あたかもレシステンシアの汚点かのように言う声もある。
あるメディアの記者などは、
東京はNHK杯を、見るように苦手、踏ん張りが利かないとのこと、、、
笑止千万!
世代マイルチャンピオン決定戦を逃げて2着した馬に、標的になりながら、2着した馬に、
東京苦手?
踏ん張りが利かない?
じゃあ東京得意で踏ん張りが利く馬は、同期8000頭のうち、
たった一頭なのか?
世代マイル王者決定戦で逃げて2着になった馬が東京苦手、踏ん張り利かないなら、ほとんど馬はそういうことになる。
ここに日本の競馬メディアのレベルが垣間見得るのだ、、、
さて、そういう感情論は抜きにしてNHKでの特筆すべき点を確認しておこう
逃げてはいるが、NHKでのレシステンシアは、中盤の2ハロンを
約12秒におとしている。
チューリップで、北村がトライしたことをルメールがNHKでもトライしたわけだ。その結果は、ラウダシオンのどハマりペースになり(レシステンシアの直後でらくらく追走できた)、2着になったが、収穫はあった。
実際、決してラスト溜まったようには見えなかったし、最後の直線の突風で、内側ダートコースの砂が面前に吹き付けてきて、そのときに馬がひるんで失速してるのがわかる。
それでいて、直線は改めての加速を実現し、11.2で駆けてる区間がある。
確かにNHK杯では、そうした教育と不利が、あって、結果は2着であったものの、疲れは残さなかったし
行くだけの馬
に終わらせなかったことにおいての収穫は相当大きかったはず。
それが休み明け、ぶっつけのマイルチャンピオンシップでは、さすがに荷が重かったが、次走の阪急杯で如実な効果として出てくる。
阪急杯の秀逸さは、この馬のスタートの速さ、二の足の速さで、前を取れながらも、
実はラストの直線で
10秒台ラップを楽に叩き出したことにある。このときは休み明けで、次への上積みも感じさせつつのものだけに、私は破格だと思う。
前に行けるスビードあるのに、ラストで急激加速も一定身につけたというね、、、
インタビューの北村が、
「強い、強い!」
というコメントを連発していたので、相当強かったのだろうと思うよ。
グランアレグリアには適わずとも
3着馬(4着以下も含む)より、全然上だ!