4046件のひとこと日記があります。
2021/10/11 20:29
紫苑ステークスの凄み
タイムはね、、、
秋の中山開幕週だから、
そんな騒ぐこともない
2着も1.58.5だし
ただね、突き放し方が尋常じゃない
残り500あたりの最終コーナー途中からの追撃開始。
馬場読み、ペース読みに関しては当代随一の福永だけに、そこからの仕掛けでゴール前で差せるとの見立てだったのだろう、、、
が、突き放して先頭に立ったのは
まだ残り200もある地点
おそらく計算外
あまりの反応に度肝を抜かれたはず。ただし、馬のエンジンターボの性能の読み違いで、単なるタイミングのミスで能力見極めが正しければ、ラストの上り坂は、その前の200メートルを更かし過ぎで
失速は必至
だが、そこで、坂で
突き放してる!
つまり、アクセルをふかした地点が早すぎたのはあるが、福永の想定以上の排気量と、共に燃料の量があったということ。つまりスタミナだ。
残り400〜200は、私のビデオ推定だと10秒後半。
しかもコーナーを含むプロセスであり、かつ外目、、、
これで、残り200で前を捉えきったら、登り急坂はバタン!急失速はあってもおかしくないが、
11.6
多少は抜いており、
追いまくったら
11秒前半はあったかと思われる。
そして注目はこのときのフォーム
ディープ産駒は、決して前の脚が高く上がるダイナミックな走法ってわけじゃなくて、サッサッと小気味良く高速馬場を払うように、、、
トップに乗せたスピードをそのまんま維持し続けるボディバランスや、脚を速く動かすパーツ構成において優れた馬を多く産み落とすと、
私は見てる
だから、例えば、この紫苑ステークスのファインルージュのように、コーナーから、道中早めのペースをまくって仕掛けて、それでなおラストの坂で更に伸び切るタイプはあまりいない、、、
ファインルージュのラストのフォームは、明確にディープではない
上体の体幹が、めちゃくちゃ強い
ディープ産駒は前に前につんのめり気味とまでは言わないが、そういう走法だが、
ファインルージュの上体は、立ち気味だ。これは上体の筋力の強さであり、このために前脚が高く上がり、加速可能期間を長く保てるように見える。
もっともそれが可能なのは単に筋力だけではなく、終盤にそのパワーを残せるスタミナがあってこそ
そして、この体幹の強さこそ
ディープ由来ではなく
キズナ経由で
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
の血と共通する部分だと思ってるよ
それが
ディープボンドの阪神大商店のぶっちぎりや、ソングラインのNHK2着の強さなんだと思う。
こういうタイプは福永もいいけど、道中スタミナロスを最小限に抑えることに長けた
ルメールは、もっといい!
最強コンビ
と言って良かろう
私は自信をもって
ソダシより上!
しかも、かなりの差をつけると断言するほどの確信を持っている。