競輪
166件のひとこと日記があります。
2015/10/24 19:23
忘れられない馬〜ザタイキ（後編）〜
今も記憶に残る２０１０年の毎日杯（Ｇ�掘�
思い起こせば馬体もまだまだ子どもの成長途上のそれでした。
鞍上は名手・武豊。
色々な雑念を振り払いただただ勝利を、
ひたすらに勝利だけを願っていたように思います。
何のために？
ＰＯＧで勝負に参加したいが為だけ、
ただそれだけの為に…
忘れもしない最後の直線。
素晴らしく綺麗な馬場ではなかった直線の内目。
おそらく多くの人たちの記憶には
“武豊の落馬負傷”が強く残っていることと思います。
それだけの大怪我で名手復活にはここから数年を要しました。
しかし私の記憶に残っているのは
“ザタイキの故障”
そして予後不良…その命は天に召されました。
しばらくは競馬が楽しくなりました。
けれども競馬から離れることはできませんでした。
ＰＯＧも変わらずに続けています。
そんな中である時ふと思い今でも変わらずに思い続けていること…
あまりに若いその馬に
あまりに完成されていないその馬に
実に多くの期待を背負わせ過ぎた…
故障の要因はもちろん一個人のそんな思いの訳はないのだけれど、
けれどもおそらく多くの人が、
もしかしたら近くに寄り添っていた関係者たちさえも、
そんな実に多くの期待と願いとをザタイキに知らず知らず背負わせていた様に今も思います。
もちろんそれは競走馬の宿命ではあるけれど、
ザタイキにとってそれはやはり早すぎた。
その実に重すぎる期待があの最後の直線に現れたのだと
今でも考えています。
馬は１頭１頭違う。
早くから走れる馬も居れば、
大器晩成
後に花開く馬もいる。
大輪は咲かずとも自分なりに一生懸命頑張る馬も居れば、
走ることが好きではない馬もいる。
そんな中で見せるその馬なりの頑張る一瞬。
一生懸命駆けてくれる一瞬。
どこに居てもどんなレースであっても
そんな瞬間を見つけては喜び褒めてあげたいな…
今はそう思いながら競馬を見て馬券を買い続けています。
前よりも競馬が少し楽しくなりました。
ザタイキのおかげです。
今年のＰＯＧは２歳戦から好調です。
けれどもまだまだ若さもあどけなさも残る馬ばかりです。
まずは無事にゴールを目指して、
目の前にある一つ一つの壁を越えながら、
今できる走りを精一杯してくれたなら、
ただそれだけで嬉しいですね。
いつもそう願いながら今も競馬を見続けています。
残念ながら大輪を咲かせることはできなかったけれど、
こんなに幸せな競馬の世界を見せてくれたザタイキへの感謝は尽きません。
本当にありがとう。
これからも安らかに後輩たちの競馬を見守り続けていてほしいですね☆
忘れられない毎日杯（Ｇ�掘法腺横娃隠亜�
１、ダノンシャンティイ（安藤勝）
２、ミッキードリーム（和田）
３、リルダヴァル（内田博）
４、シャイニーナイト（川田）
５、ルーラーシップ（岩田誠）
６、コスモヘレノス（福永）
７、ミッションモード（池添）
８、ドレスアフェアー（藤岡祐）
９、ペガサスキングビー（武幸）
１０、カットイッタウト（吉田稔）
競走中止、ザタイキ（武豊）
- ザタイキ
- ダノンシャンティ
- ミッキードリーム
- リルダヴァル
- シャイニーナイト
- ルーラーシップ
- コスモヘレノス
- ミッションモード
- ドレスアフェアー
- ペガサスキングビー
- カットイッタウト
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ロジックさん
＞ディランバグさん、くーこさん、ありがとうございます。
私も勝ち馬がどのようなレースは覚えていませんが、ザタイキの最後の直線は忘れられません。生涯は短くとも、実に沢山のことを教えてもらったような気がする…そんな馬でした。
私にとってはそんな馬がザタイキであり、皆さんにとってそんな馬が他にもいるのかもしれません。もちろん無事に生涯を走り終えた馬も含めて…2015/10/25 21:48
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くーこさん
こんばんは。
私もザタイキについて、書いたことがあります。あのレース、ザタイキだけを見ていたので、本当にショックでした。そして色々教えてもらいました…2015/10/24 21:26
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ディランバグさんがいいね！と言っています。
2015/10/24 20:51
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ディランバグさん
すいません、途中で切れてしまいました。
続きです。
ここの pogではありませんが、彼の兄弟を今年 指名しています。(^-^)2015/10/24 20:50
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ディランバグさん
こんばんは。
私はザタイキの走りをすべて競馬場で見てきました。低迷が続いていた名門 大樹ファームから「ザタイキ」とつけるほどの期待、勝ち方は派手ではなかったですが 冠名 タイキの馬の活躍が妙に嬉しかった記憶があります。
確か 毎日杯で武 騎手が乗ったのは 藤田 騎手の代打だったように記憶しています。色々な偶然が重なって起きた事故、勝ち馬のダノンシャンティがどのように勝ったのかは記憶には残っていませんが、あの日あの場所で起きた事はいまでも忘れません。
直線半ばで 倒れている武豊と 故障した ザタイキ、確かに翌日のスポーツ紙で報じられたのは武 騎手の怪我の具合、クラシック絶望的のような見出しでしたね。
ザタイキの運命は あの日終わってしまったかも知れませんが、ロジックさんを含めファンの方々の中ではずっと生きています。ザタイキ、今でも忘れられない 1頭です。
ちなみに 私 ここのpogで2015/10/24 20:47
