感謝、希望、そして未来へ…競馬は続く

今年の有馬記念を先頭で駆け抜けたのは、オルフェーヴルと池添騎手でした。
何とも言葉にならない、素晴らしいレースであったと素直に思います。
何よりも素晴らしかったのは、池添騎手のインタビューでの言葉。

オルフェーヴルに出会えたことへの感謝…
オルフェーヴルが魅せてくれた競馬の美しさ…
オルフェーヴルが見せてくれた希望…


言葉では尽くせないほどの感謝が溢れていましたね。


しかもただそれだけではなく、
この素晴らしいレース、そして競馬が、
オルフェーヴルだけで表現したものではなく、
過去から何千、何万頭と受け継いできた輝きを…
そして馬に関わる全ての人々が受け継いできた輝きを…
これからも未来に向かって
競馬界全体でさらに輝かせ続けていきたいのだと…


今日のレースではオルフェーヴルが見事に輝きました。
ただし、
それはただ１頭の馬、一人の騎手だけで輝ける訳ではありません。

自分がいて
相手がいて
そこに携わる多くの関係者がいて
それを応援し見届ける多くのファンがいて

その一つ一つは小さく儚くも、
その多くの輝きを結晶し
その時代に最高の輝きを放つ馬が現れる。
この時代においては、
そして今日という日においてはそれがオルフェーヴルだったのだと
池添騎手が代弁してくれているように私には聞こえました。



競馬は続いていきます…



この言葉を聞けて本当に良かった…



多くの敗者たちもまた輝きを失うことのない、
素晴らしい馬
素晴らしい騎手
素晴らしいレース
そして
素晴らしい競馬でした。