166件のひとこと日記があります。
2014/04/23 20:36
「祐言実行」
福永祐一騎手のコラム「祐言実行」
福永騎手の考え方や想い、心境の変遷などがとてもストレートに、
そして解りやすく伝わって来て、
とても素敵なコラムだなと感じました。
福永騎手に対する風当たりって
他の騎手に比べて物凄く強いような印象を、
例えばnetkeibaを見ていると強いなと感じます。
「良い馬に乗る=恵まれている」
勿論そうなのだと思いますが
「良い馬に乗る=人として愛されている」
ことでも当然あると思います。
そしてそこにはプロだから当然「結果を残す」というところも
ついてこなければなりません。
敢えて強い言葉を発信し自らを奮い立たせる。
その逆も然り。
弱気な心を表しプレッシャーを開放する。
自分を保ち続けるためにいろいろと考えているのでしょうね。
騎手だけでなく私たちも同じことをしています。
岡部元騎手から言われている言葉
「いろんなものを背負いすぎて、楽しんで乗っていないような気がする」
おそらく馬のことも、
携わる人のことも
そしてファンのことも…
全てを真摯に考え、受け止め、皆が幸せになれるように…
未だ誰も辿り着いていない高い理想を
福永騎手は常に持ち続けているのかもしれません。
そして常にそうでなくては
高みに行ける筈がないとももしかしたら思っているのかもしれません。
「走るのは馬なんだから、もっと楽しんで、自分が好きなように乗ったらいいんだよ」
意志を語るのが出来るのは人間だけ。
馬の意思を感じ走らせるのは騎手の役目。
否定はできません。
それでも競馬は馬と人が織りなすもの。
どちらが欠けても競馬にはなりません。
ならば馬の幸せを考えるだけでなく、
携わる人の幸せや楽しみだってそこに表現してもいい…
そしてそれを馬に伝え乗せてもいい…
馬が一番であることに異論はないけれど、
人が卑屈に成り過ぎる必要もない。
一人で走る訳ではないのだから。
色々な考え方が人それぞれに有ると思います。
今の私はこんな風に思いました。
馬・優先主義の岡部さんだって
武豊騎手だって
馬に走らされている訳ではない。
何が一番大事なのかはまだまだ分からない。
何時だって夢や理想への旅路の途中。
おそらく答えなど無いのでしょう。
解ったような気になったり、
また解らなくなったり…
そんなことを繰り返し
競馬は今日も明日も色々なものを見せてくれる。
それを伝え教えてくれる代表者が
今回は福永祐一騎手。
注目を集め、結果を残す者の宿命。
それでもこうして自身の強さも弱さもさらけ出し
私たちに伝えてくれることに本当に感謝ですね。
-
ロジックさん
「この競走馬にはこの騎手」も素敵な出会いの一つですよね。
解ったつもりになったり解らなくなったり、そういう作業を繰り返して2つの思いを共有し、表現できるようになる…そうした過程や結果に何かを得ることも多いです。
とても難しいですが、だからこそ時折見れるこうした関係は貴重で、違った輝きを見ることが出来ますね☆ -
するめさん
競走馬と騎手の関係にもいろいろあるだろうけれど、
「この競走馬にはこの騎手でないと!」
と思うようなペアに会えるのも競馬の醍醐味ですね。
そうゆうペアに会えた時、やっぱり騎手は馬と語り合うのだと思います。
表現しあう関係、
良いですね! -
ロジックさん
>東サラ馬応援さん
いいね!ありがとうございました☆ -
東サラ馬応援さんがいいね!と言っています。