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166件のひとこと日記があります。

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2015/01/11 17:11

2人の名手

武豊騎手がシンザン記念をグァンチャーレで制し
名手・岡部幸雄騎手を抜いて29年連続の重賞制覇となりました。
本当におめでとうございます。
競馬界を代表し競馬の枠に収まらずその名が響き渡る唯一無二の存在。
けがもあり苦しんだ時期もありましたが、
いまだレースにおけるその目は健在。
やはり華がありますね。
何よりその姿が格好よく
紡ぐ言葉の一つ一つにセンスが溢れている。
まだまだ私たちを楽しませてもらいたいものですね。
もっとも当人が一番競馬を楽しんでいると思いますが。

西に武豊騎手なら東に横山典弘騎手

ここ数年の騎乗を見ているとまさに天下一品。
馬に我慢させ
けれどもそれは馬にって苦痛な我慢ではなく
そして全てを開放し叱咤激励し
気持ちよく全力を引き出そうとする
そしてそれに馬が応えようとする
まさに人馬一体の呼吸を感じます。

自分の本命馬に例えば他の騎手が乗っていたなら、
そんな後ろからじゃまず間に合わない…
外から被せられたなら連れて上がらざるを得なかったり、
周りの馬の動きにつられて掛かり気味になったり…
ということをついつい心配してしまうのですが、
横山典弘騎手が駆る馬にはほとんどその心配を感じさせない。
そんなものはまるでどこ吹く風で、
騎手は馬との呼吸に
馬は騎手との呼吸に集中しているように見えます。
多くの馬と人が集い争うレースの中で
まるでその一角だけが別世界…
そんな風に見えるのは私だけでしょうか。
俗にノリ・マジックとよく言われますが、
ごく自然にそして完璧に
当たり前のことを当たり前のようにやっているように思います。

まだまだしばらくはこの2人の名手から目が離せません。


今年に入ってからグリーンチャンネルのレース中継の中で放送されている
『Jockey’s Style』
先週が福永雄一騎手で今週は川田将雅騎手
私たちが想像し思っている以上に普段から騎手は複雑なことを考え
1頭1頭に一瞬一瞬に判断し
そして意識的に時には無意識に馬を操っているのだと
改めて教えてくれています。

たった一つのレースの中にも限りなく無数の思惑と判断とが交錯し、
最高の結果を手にすることもできれば、
それでも届かない頂もある。
今日届かなかったとしても明日を掴むために得るものもあれば
失ってしまうものもある。
そんなものを毎週見せてくれる競馬はだからこそ面白い。

今年は今まで以上に真摯に
けれどもただそれだけではなく
二度とない一瞬一瞬を思いっきり楽しみたいですね☆

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  • グァンチャーレ

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  • ロジックさん

    >ラフテルさん
    いいね!ありがとうございます☆

    2015/01/12 08:16 ブロック

  • ラフテルさんがいいね!と言っています。

    2015/01/12 06:56 ブロック