ノヴェリスト産駒考察

現在ロードさんで募集されているピュアゴシップ2016。ロードさんが競りで購入したノヴェリスト産駒の牝馬で、小生が様子見している仔です。

ピュアゴシップ2017はディープインパクト産駒であり、ピュアゴシップは牧場の期待度の高さが伺い知れる繁殖牝馬であります。

ピュアゴシップ2016自身は前肢の稼働域が狭いなど短所はありますが、トモは牝馬と思えないほど発達しています。
(￣▽￣)

一口2万円ほどとお買い得でもあるのですが、出資に向けての最大の懸念は父がノヴェリストという点。

昨年初年度産駒がデビューし、早々に勝ち馬を輩出するなどして期待が高まりましたが、その後一気に尻すぼみ。今年1月時点で2勝馬が不在という状況では出資を躊躇してしまいますが、尻すぼみの理由を推測し不安を解消したいと思います。

尻すぼみの理由1
【冬場に弱い】
欧州産の種牡馬で稀にいますが、筋肉の質が硬く可動域の小さいタイプが多く夏場にしか好成績を残せないのかも知れません。個体差はあるでしょうから冬場も細々とは勝ち上がるとは思いますが、爆発は春以降と見ます。

尻すぼみの理由2
【そもそもスピード不足】
昨年早々にデビュー勝ちしたヴァイザーとアントルシャなどは天下のノーザンファームの育成、生産馬。仕上げの巧みさで勝ち上がらせた印象で、昇級後にスピード不足を露呈したと見ます。母系からのスピード補填は必須でしょうか。

ということで、小生が考える走るノヴェリスト産駒は…
【母系からスピード補填すべく米国産を中心とした短距離血統との配合】！

これですかね。

ストームキャットやフレンチデピュティを持つ繁殖との配合なら3/4ノーザンダンサークロス、1/4異端のパターンになりやすくなるでしょう。

更に可動域などを広げる目的でサンデーの血を導入するならダイワメジャーが良さそう。ナイトシフト≒ノーザンテーストのクロスにもなります。このパターンの仔にはダイワスカーレットの仔がデビュー勝ちしていますね。因みにOur Bloodで募集に掛かるであろうサンブルエミューズ2017は上記配合条件を満たす大注目のノヴェリスト産駒です。
ヽ(￣▽￣)ノ

資金力に劣るgg厩舎が高額のディープやハーツ産駒に勝つにはハービンジャーやノヴェリストみたいなタイプと上手にお付き合いしていく必要がありますので、何とかノヴェリスト産駒で当たりを引きたいと思っています。

話を戻してピュアゴシップ2016 。一応配合条件は満たしていますし、来るべきサンデーサイレンスクロスを持つ種牡馬時代にも繁殖として対応してくれるはずですので、何とか出資に至る成長(特に気性面。前向きであるとベター)を示して欲しいと願う今日この頃です。

春の展示会見に行こうかな〜。
(o^−^o)