ケイアイファームの育成

昨年末にロードさんに新規入会した小生。出資安住の地を求めていた小生にそのきっかけを与えたのは昨年の朝日杯を制したダノンプレミアムです。ダノンプレミアムはロードさんの母体であるケイアイファームさんの生産〜育成馬です。
小生のイメージではロードさんのディープ産駒(≒ケイアイファーム産のディープ産駒)は走らないというイメージがありましたので、かなり驚いた記憶があります。それと同時に疑問が浮かびました。

gg(お得意様の個人馬主さん向けに良い産駒を提供するのは想像出来るが、育成面など他に何か改善、改良された事があるのではないだろうか？)

ケイアイファーム関係者はおろかロードさんの会員さんにも知り合いがいない小生がこの疑問を解決するには自ら入会するのが手っ取り早いと思った訳です。
この疑問の答えがとても明確だった場合今後の馬券成績にも好影響を及ぼすであう事も想像出来ましたので、会員会費は馬券で稼ごうという甘い考えもありました。
(・∀・)

そんなこんなで入会し先々週から会員限定情報を見られる様になりましたので、仕事の合間などにちょこちょこと調べてみましたところ、興味深い点に気付きました。それは【育成スケジュールの前倒し】です。具体的には坂路調教での15-15の開始時期です。

2013産(現5歳) /3月下旬

2014産(現4歳)/3月上旬〜下旬

2015産(現3歳)/2月上旬

2016産(現2歳)/1月上旬

分かりやすく年々前倒しされています。
( ; ゜Д゜)

勿論個体差はありますので上記はあくまでクラブ募集馬の小生調べざっくり平均になりますが、ここ2年で大きく育成方針を変えたのは伺い知れます。そしてそれがダノンプレミアムの誕生の一因と推測致します。

小生が競馬に興じ始めた20年ほど前にこんな格言の様なものがありました。

【2歳戦はマイネルを狙え！】

マイネルマックスやマイネルラブが大活躍していた時代ですね。当時マイネルの主流血統だったロベルト系やミスプロ系と早期スパルタ調教がマッチしていた結果だと思います。

早期ハード調教が競争馬の完成を早めるのは素人なりに想像出来ますが、ケイアイファームさんが目指しているのがマイネル軍団の再現なのか打倒ノーザンファームなのかは今後数年の推移を見守る必要があります。

小生が出資したハーフムーン16には地元新潟の2歳S制覇という夢を託しています。ケイアイファームさんの調教スケジュール前倒しはその夢を後押ししてくれるかも知れません。
ヽ(￣▽￣)ノ