さようなら名牝達 その二

レッツゴードンキに続きましては明日の有馬記念で引退するアエロリットです。

【アエロリット】

この仔の存在は当歳時から知っていました。というのもその母アステリックスは小生の元一口愛馬で、その産駒の誕生、更にはその仔への出資を心待ちにしていたからです。母アステリックスは当時厩舎から体力不足と評価されていたにも関わらず2歳夏の東京1800mというタフな条件でデビューを強いられ、結局その1戦で引退を余儀なくされた悲運のお馬さんでした。ですのでその産駒に母が走れなかった分も走ってもらいたい、活躍してそんな無念を晴らしてもらいたい。そんな想いを抱えていたのですが、現実は残酷でした。母が募集され在籍していたキャロットさんではなく、本家サンデーさんで募集されたのです。
(ノ-_-)ノ~┻━┻

当時不満に思っていた母への出資者の方は多かったと思います。しかしアステリックスへの想い入れが強かった小生は本家サンデーさんへの入会、アエロリットへの出資も真剣に検討しましたが、これ程までの活躍を予見出来る訳もなく、当時転職したばかりだった小生にとって経済的負担が大きい事がネックとなり結局出資は断念しました。
(;つД｀)

出資による特別な繋がりを持てなかった無念さから新馬勝ち当時は素直に応援出来ませんでしたが、その後少しずつ一ファンとして見守る覚悟を決めて継続応援を開始。
その後アステリックスはNHKマイルCや毎日王冠などの大きいレースを制しました。また、敗れはしたものの牡馬相手の安田記念や天皇賞(秋)でも好走し、大活躍を果たしました。
(*´ー｀*)

母アステリックスと違い大きな怪我もなくコンスタントに活躍したのは小生にとっては驚きとともに嬉しさを感じる点でした。
(*´∀｀*)

因みにデビューから前走までアエロリットを直接現地で見守る事をしなかった小生。出資出来なかった無念が未だに燻っているからで明日のラストラン有馬記念も現地には向かう予定はありません。小生の器の小ささが滲み出る所ではありますが、その無念さを晴らすプランは持っています。それはアエロリットの産駒へサンデーさんで出資する事です！
ヽ(￣▽￣)ノ

先ずは明日のラストランを見届け、前述の出資が果たせる様に今後も仕事に精進して行こうと思います。

アエロリット、今までお疲れ様！
そして明日のラストラン頑張って！

小生の一口ライフにおいて胸に残る出来事と人生における活力をくれた貴女の子供達にいつか会える様に小生も頑張ります！
ヽ(￣▽￣)ノ