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2015/10/18 08:31
2015秋華賞
今年は桜の女王レッツゴードンキと樫の女王ミッキークイーンが2冠をかけて出走する。
2冠(桜花賞秋華賞orオークス秋華賞)を決めたのは過去10年で3頭もいる。歴史的名牝であるダイワスカーレットもこれに該当する。
また、これといった上がり馬も見当たらず、ローズSの再戦かのようなメンバー構成になっている。
現時点での評価は、ミッキークイーンが2冠を達成VSローズS馬タッチングスピーチとなっている。
確かに、追込馬ながら連対率100%の堅実な末脚を見せるミッキークイーンと、その末脚に屈しない差し脚を持つタッチングスピーチは、今回のメンバーなら十二分に勝負になる。まして後方待機の馬達には負けないだろう。
過去の秋華賞を振り返っても後方一気が決まっており、レース内容を見ても差し追込馬が有利な雰囲気はある。
だが、逃げ先行馬に強い実力馬がいれば話は変わってくる。本当に秋華賞で活躍できるのは、強い逃げ先行馬である。
過去10年間の強い逃げ先行馬
2012年ヴィルシーナ 2着 桜花賞、オークス2着
2011年アヴェンチュラ 1着 古馬相手のクイーンSを制覇
2010年アプリコットフィズ 3着 古馬相手のクイーンSを制覇
2007年ダイワスカーレット 1着 桜花賞馬
2006年アサヒライジング 2着 アメリカンオークス2着
2005年ラインクラフト 2着 桜花賞・NHKマイルCの変則2冠馬
本当に実績ある逃げ先行馬は確実に上位争いを演じる。またヴィルシーナや過去にさかのぼりキョウエイマーチなど、後のマイラーやスプリンターでも、ここまではこなせる馬が多い。
秋華賞予想
◎10レッツゴードンキ
○12アンドリエッテ
▲ 9クイーンズリング
注14キャットコイン
△以下(馬番順)
ココロノアイ、トーセンビクトリー、タッチングスピーチ、ミッキークイーン
何が言いたいのか。
今年一年の牝馬クラシックで推しに推してきたレッツゴードンキにもう一度託したい。私の本命三冠馬である。
桜花賞、オークスのブログを見ていただけるとわかるが、とにかく強い馬である。オークスではさすがに距離が長かったが、前走のローズSでは外差し一気がモロに決まる展開で、かなりよく粘った。先行勢がほぼ全滅状態の中、自らペースを作って粘った。
今回も勝ち切るまでは言い切れないが、上位争いになる事は間違いない。
先ほどミッキークイーンとタッチングスピーチが勝負になると書いたが、連下までに抑える。タッチングスピーチはパワーの要る芝で結果を残してきた。スピード勝負向きではなく、平坦向きとは言えない。
ミッキークイーンは大外枠を引いたことがすべて。もし出遅れれば腹をくくって最後方待機に構えるだろうし、いいスタートを切っても内で溜めることはできないだろう。これで勝ったら女帝を認めざるを得ない。
ローズSでは圧巻の脚を見せた2頭だが、追込届かずが大いに予想される。
この2頭よりは、メンバー中最も京都が向きそうなアンドリエッテを対抗に推す。いかにも平坦コースが向きそうな血統・走りで、まだ一度も京都で走ったことが無いのが意外である。前走あと一歩伸びなかったのは休養明け初戦というよりは、坂の影響が大きかったのではと思っている。また、内で抜け出そうとした馬にとっては厳しい馬場だった。もともt春のクラシックで上位争いに加わっていた馬で、平坦コースが爆発条件だと仮定すれば勝ち切りがあっても全然不思議ではない。
ローズSで積極的な先行策も展開向かず涙をのんだクイーンズリングも評価は落とせない。この馬も春は最有力候補の一角であった。平坦向きとは言えないが、もう一度積極策ならレッツゴードンキ同様粘り強い。
春は輸送に泣いたキャットコインも侮れない。ハイレベルだったクイーンCではミッキークイーンを負かしており、潜在能力はメンバー最上位かもしれない。ぶっつけ本番・輸送等の不安要素は多いが、注意はしておきたい。ちなみに姉には過去に秋華賞で爆穴本命にしていたタガノエリザベートがいる。ということは京都向きか?
以下、春の実績馬であるココロノアイにローズS上位馬を連下に加え、必勝態勢。