競輪
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2015/12/26 00:17
有馬記念スペシャル第4部〜出走馬全頭解説〜
前々日オッズが発表され、ゴールドシップが1番人気。もちろんまだ2日前のオッズでアテにはならないが、他の式別にはゴルシ絡みの1番人気がないのが、今年のゴールドシップ応援ムード一色を表している。
第3部までで紹介していない馬達を今回はまとめて評していく
1枠1番オーシャンブルー
3年前の有馬記念2着馬。ピークは過ぎた模様で、今回も厳しい戦いになりそう。
1枠2番ヒットザターゲット
待望の内枠を引けたことは非常に大きい。未勝利戦を除く８勝全てが５番枠以内という「内を引いたら本気出します」な馬。ＪＣのような上がり勝負よりは２走前に鋭い追込みを見せた小回りパワー勝負の方が合うタイプで、今回の条件には合う。とはいえ2500ｍはこの馬にとっては長く、一線級相手では掲示板が精一杯か。
2枠3番ラストインパクト
名伯楽マツパク調教師最後の有馬記念に送り出された同馬であるが、この条件ではパフォーマンスが落ちる。前走のＪＣでは名手ムーアＪの好騎乗により2着を確保できたが、今回鞍上のポテンシャルも失礼な話ガクッと落ちる。前走の競馬が今のラストインパクトの最大であると判断しており、悪条件重なる今回は厳しいとみる
3枠6番アルバート
前走のステイヤーズＳで古馬相手に圧勝で4連勝を飾り、一躍ダークホースの座を獲得した。しかし今回は超一線級との対戦となる。前走Ｇ�兇魄犠，箸呂い─�負かした相手は条件戦を勝ちあがれない馬ばかりで楽なメンバーであった。その前が条件戦であるため、強い相手との対戦が初めてで中山2500ｍもベストだとは言えない。厳しい戦いとなるだろう。
4枠7番ゴールドアクター
こちらは3連勝で重賞制覇を決めたが、メンバーに恵まれた。長距離が得意であるが、4走前の菊花賞ではサウンズオブアースに突き放されたように、一線級の能力には及んでいないと思っている。そのため、近3走とはアルバート同様にメンバー格が違う今回は厳しいだろう。
4枠8番ワンアンドオンリー
橋口調教師最後の有馬記念に送り出すのは師に初のダービー制覇をプレゼントしたワンアンドオンリー。昨年のダービー以降思うような成績を収められずにいるが、クラシック全出走+ＪＣ+有馬記念と少々無理があったローテが影響したのだろう。前走は先行馬にとって厳しい展開の中、勝ったショウナンパンドラからコンマ3秒差なら立派であり、ダービー馬に対して失礼であるが、広い東京コースよりも小回り急坂の中山コースの方が向いており、上がり勝負よりもスタミナ勝負が向くタイプ。母父タイキシャトルであるため距離が不安であるが、押さえておきたい1頭である。
5枠9番サウンズオブアース
勝ち切れないイメージが板についてきたが、逆に言えば惨敗もレース中故障していた天皇賞春と、まだ本格化前のダービーのみで、基本的には掲示板を確保している。
この馬もパワータイプで、急坂のある中山や阪神の重い芝を得意とする。また母父ディクシーランドバンドはデルタブルースと血統背景が同じで、長距離血統である。以上から好走できる条件はそろっており、今回も勝ち負けにはなると思っている。また余談ではあるが、今年1年でデムーロＪが一番思い入れていたのがこの馬だそうで、あの名手が手放したくない理由がどこかにあるはず。私の推測だが有馬記念でベストパフォーマンスが発揮できると判断したのではないか。だとすれば前走の敗戦はデムーロＪにとっては想定内であったのではないか。そう考えるとますます不気味になってくる。
5枠10番トーセンレーヴ
前走から連闘での出走。その前走がオープン特別であるため、この馬の予想など誰もしないであろう。しかし混戦模様の有馬記念で大爆穴があるならこれくらいアリエナイ馬がきそうだとひそかに思っている。消し。
7枠14番ダービーフィズ
いくら有望株田辺Ｊでも能力的に通用しないだろう。外枠も不利で消し。
8枠16番マリアライト
大外枠という点から消しという評価にしたが、前々走は休み明けでやや太目の状態の中でのレースで惨敗したが、マクる競馬ができる点は今回の条件に合っており、5走前には同条件で5馬身差の圧勝を収めている点からも、条件は絶好であるといえる。
それでも大外枠はよほどの馬でないと厳しいだろう。
- ゴールドシップ
- オーシャンブルー
- ピーク
- ヒットザターゲット
- パワー
- ラストインパクト
- アルバート
- ゴールドアクター
- サウンズオブアース
- ワンアンドオンリー
- ショウナンパンドラ
- ディクシー
- デルタブルース
- トーセンレーヴ
- アリエナイ
- ダービーフィズ
- マリアライト
