ルーツを巡る旅その２　　1日目ノーザンホースパーク(１)

新千歳空港でレンタカーを借り、いよいよ旅のスタートです。
空港からは十数キロ。高速使えば20分足らずの道のりです。

俺「腹減ったー」
朝５時から何も食べておらず、助手席にふんぞり返ってブーブー言うグルメ担当に早くもうんざりした顔の友人。
少し進めばすぐに曲がり角にぶつかる大阪の道とは違いひたすら真っ直ぐな北海道の道。
道の両端に立った矢印のポールは、雪で埋まった時に車道がどこか分かる様にでしょうか。
ビバ北海道！なんかちっさい事にイチイチ感動してました(笑)

目立った看板も無いままナビに従って12時前に到着。
中は整備されて綺麗でしたが、本当にこのまま進んで良いのだろうかと不安にさせる途中の道路と、駐車場の入口は何とかならんかなと思いました。

「(入場)受付の子、素朴な感じで可愛かったな」

グルメ担当とはまた違った飢えを見せる友人。
随時、募集をかけているのですが(総募集数1口)なかなか満口にならないそうです。

花と緑に囲まれたノーザンホースパーク。
花の道を横目に進んでいくと、左手に建物が(これを無視したが故に昼食は２時間半先となりました）

さらに前進し、テニスコートにバスケットコートって、あれ？あれ？
居ない、彼らが居ない。そのために北海道まで焦がれて来たというのに。

地図看板をスルーしていたらしく、一番大回りをして奥に。
視界が開けるとそこには。

俺「あ、馬だ！馬がいる！！」

ア、ウマダウマガイル。

このホースパークの来場者の中で、これほど間抜けな一言目を発した成人がかつていただろうか？

そう思ったと、友人は後に語った。