ルーツを巡る旅その３　1日目(２)　ジャガーさん眼にて云う

ようやく厩舎に辿りついて(当日も、日記的な意味でも)
真っ先に向かったのはジャガーメイルの所です。

戦績を見ての通り、なかなかに渋いというか。馬券的にも忘れた頃に飛んでくる感じで。
おっさんしかファンおらんやろうなと思っていたら。

確か2012年の天皇賞の日の淀で、かなり若い女性が全身ジャガーメイルグッズで身を固めているのを見かけ。
(Ｔシャツだけならまだしも、バッグやキャップ、リストバンドとかもジャガーメイル一色でした。そんなグッズ聞いたことないので自作だったんやろうか…。）
(その後仁川でもお見かけし、俺らは彼女のことを勝手に「ジャガーさん」と呼んでいます)

そのファン層の厚さに驚いたものです。


しかし何度見ても綺麗な生き物です。
あぁこの子達を見るために北海道に来たんだと改めて実感。

厩舎を見れば横の馬房にも天皇賞馬、斜め向かいには菊花賞とメルボルンカップ馬。
ステイヤーの血が求められぬ時代です。
社台隆盛の歴史が詰まったこの子は尚更でしょう。
わかってはいるのですが…。


何か話せればいいのにな。
もし話せたら何を聞けばいいか。
返ってくる言葉に耐えられるもんかな。

「ここの暮らしはどうですか？」

下の写真は、思い切って尋ねてみた時のものです。

何か伝わりますか？