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2016/09/20 18:24
ルーツを巡る旅 10 馬と人
1年近く前に中断していた旅日記を再開したいと思います。
来月6日に北海道に向かう予定ですのでそれまでには終わらせたいなぁ。
あらすじ
ノーザンホースパーク内散策中、第三厩舎でトウカイポイントにおちょくられる。
前回(何で釣り野伏の話してんだろ…。)
http://user.netkeiba.com/?pid=owner_diary&post_id=1128776
昼食(ハンバーグより豚料理がお勧めです)を挟みながら、厩舎内を回り終わると昼下がりも過ぎすっかりに夕方に。
この日行われていた馬術大会も終了し、ノーザンホースパーク内の乗馬クラブの練習でしょうか。
デルタブルース、シルクフォーチュンなどがライディングエリア内で次々障害を跳んでいきます。
競技会形式でタイムも計りながらで、バーの高さは低く設定されていますが。
スピーカーを通して響く、教官の声が厳しい。
やはり生き物との一体を目指し常に危険を伴う競技だからか、とても緊張感のある練習風景に息を飲みます。
そんな中騎乗者の錬度に合わせ、コースを駆けていく元競走馬たち。
夕日を浴び、息遣いも聴こえるその姿に。
友人「クソ格好いい…」俺「まだ、走ってるんやなぁ」
実績がありながら種牡馬に成れない馬達を不幸だ、という話を聞くことがあります。
デルタブルースは最もそういった話題に挙がる馬でしょう。
子を残せぬ彼が不幸か、いまの彼が幸せか知る術は私にはありません、ありませんが。
人と人との間に繋がり、一言も発さずに馬に乗ることを教えるその姿は
引退から6年たった今もなお美しく、馬という生き物がいかなる者なのかを伝えてくれるようでした。
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