白い爺ちゃん

残念です。
結局一回も会えんかった。


以下翌日に追記

昨日職場へ向う途中に訃報を知りました。
何か書かんと！と電車内であれこれ考え必死に書いたのが上記です。
うんこだな俺。

1日経ちましたが、全く気持ちの整理ができない状態です。
昨日書いてますが、会ったことの無い馬で。
そもそも中京から東の競馬場には足を運んだことがなくて。
引退の際には、同じく関西の競馬ばかりの友人と
「走るんは見れんかったけど、今度は誘導馬としてボンビネルレコードと並んでるところが見れるな」
「現役の馬より声援浴びるんちゃうか(笑)」
怪我が治ったら、今度は絶対に会いに行こう。
そう話していた矢先でした。

最期までの経緯が経緯だけに、色んな感情がない交ぜになっていて。
ただ一番悲しくて、納得いかないのは関係者だろうと思うと何も言えないという気持ちです。

驚きをもってその強さを示した、地方馬として唯一のＪＢＣタイトル。
時を経て大井とファンを憧れで結び続けた、東京スプリング杯4連覇。

でも決してそれだけの馬じゃなくて。
老いることをカッコ良く、尊いことだと教えてくれる馬。
強さと尊敬を白い身体に宿した、まさに大井の仙人でした。

フジノウェーブ。ありがとう。大好きです。