一触即発 後輩がね、 いい店

一触即発


後輩がね、


いい店見つけましたよ！


居酒屋みたいなでも、なんかパスタやらピザやら、なんか色々あっていい感じですよ。


それ…ただの居酒屋やんけ…(￣〜￣；)



まぁエエか、行こか、



入ると、カウンターメインで小上がり一個奥にある、割とこじんまりした店。



店主はなかなかのイケメンで、まだそんな年もイッてない感じ。



ワシらカウンター飲んでたら一番奥に１人でいるオッサンが「兄ちゃん！熱燗を熱めでくれ！」



なんか、イキッてるオッサンやなぁ(￣〜￣；)



んで、出てきた熱燗に対して、「兄ちゃん熱すぎるわ！」



おぅおぅおぅ、オッサン熱め言うたんになぁ、



店主はシカト、



オッサンが「なんか、つまみくれ、ちょっとしたん何かあるやろ！」



イキッてるなぁ(￣〜￣；)


何か分からんが店主が出した、



オッサン「なんやコレ、こんなん食うた事ないもん食えるかぁ」



店主シカト…



店主もなかなかやなぁ〜(￣〜￣；)



オッサン「酒や、熱燗、今度はエエ感じにせぇよ！」


イキッてるなぁ(￣〜￣；)


熱燗出てきた… 飲むやいなや「だから！熱いねん！」



言うてたら、まさかの店主が振ってたフライパン、ガァーーン



ちっちゃい声で、（ちっちゃいのが逆に凄みある）



「エエ加減にせぇよ、ワレが熱めでよこせ言うたんちゃうんかい(￣^￣) 」



怖っ この店主 怖っ


オッサン「なっ 何がやねん、ちょっ ちょっと熱いねんやんか… 」



店主「ねんやんかて何やねん、帰れ、金いらんから帰れ」(￣^￣)



オッサン「なっ なんやねん もっ もう来んからな、 かっ 金は 払う…いくらやねん」



店主「いらん言うとるやんけ、早よ帰れ」



オッサン、めっちゃビビって金をテーブルに、ふぁっさ投げ置いて帰る…



おぅ 一触即発やなぁ〜


んで、しばらくして、そのオッサンが居た席を片付けに回って来た店主が、オッサンの投げ置いた金掴んで（千円）メッチャちっちゃい声で、ﾎﾞｿｯと、





「足りんし」



Σ(￣□￣;)だよね



いらんて言うたけど、置いてくならちゃんと欲しいよね(・ω・)