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2023/07/08 08:53
今年の異質さについて… ザックリ
今年の2歳新馬を見ていると、とても異様な感覚に包まれますよね。
あくまで私的感覚なので、最終的なご判断は各自でお願いしたいですが…。
現在、美浦の坂路調教コースは工事中の為、10月まで閉鎖されています。
ただでさえその影響で「美浦所属馬の成績が落ちるのでは?」などと、
一部で噂されているくらい。
そのような中、3場開催の主場である福島競馬の新馬戦に登録して来る
栗東所属馬の多いこと。しかも経費や移動リスクをかけての出走ですから
それなりの名やレベルを見込まれた馬が…、です。
ここまでは、過去の感覚から、3場開催時に他場へ登録・出走してくる馬は
残念ながら少し割り引いて考えていました。
例えば6/17東京5R キアロヴェローチェ号/ルメールJ/個人所有/NF生産
同日6Rの ポンピエ号/津村J/社台/社台生産など。
サンライズジパング号や馬主さん不祥事のジュントネフ号なども軽視した口。
6/24 東京5Rの三浦Jのメモリアル勝利は断然人気1.4倍のルージュスエルテ号
(馬券圏内にも来ず)を破った、栗東所属ヴェロキラプトル号/個人/社台生産で、
これが今年初めて越境(*注釈 ルール上は正式に認められています)しての
勝利でした。
このケースはこの時点において、中々決めれない三浦Jのために用意されたもの
で例外の可能性もありそうだと感じていました。
問題はこの後です。新潟ならともかく、福島競馬場は栗東からだとスムースに
運んだとしても移送に9時間以上かかるように思いますし、まだこの時期の2歳
の仔に何もそんな無理させなくてもという感覚がありますが、結構、福島へ
遠征してくるケースが目に付きます。
その1頭が本日出走する出資馬のルシフェル君(♀)。
それがあって、深く調べてみていました。
今、関西主場で勝っているのは、NF系クラブ馬ではなく非NF系であったり、
あるいは社台生産NF生産であっても個人馬主の馬がほとんどだということ。
反対にNF系のクラブ馬で芝中距離馬は、(今年は)福島へ送られるケースが
この先も含め結構ある感じです。
そういうことなのかなぁと、幾分かの余白を残しながらもこれまでとは少し
認識を変化させました。それでも馬券は関東馬優先で考えますが…。
■■ ここがまずこの投稿の一つの柱。
それを思考のベースにしながらですが、
調教の好さでルシフェル号は勝つ可能性はたっぷりある。
けれども本来9月始動と言われていた馬で、かつ、G試験後に放牧を挟まず
軽く2本追ってみた上で、これならこのままレースへと言われたのが 6/25。
そこから少しピッチを上げて「出来ればまだ1本欲しい」とジャッジしつつも、
動き自体、能力自体は十分通用するので 7/8の福島へと決定されたのが事実。
私の中でも調教評価は○ですが、日刊ゲンダイさんの〈新馬戦の注目馬を
映像チェック〉で見る限り、通常時の動きには遅さともの足りなさは残して
いるようです。
調教Vはありませんでしたがエコロヴァルツ号の毛ヅヤの良さは目立ちますし、
調教の好さはシラユリ号も引けを取らず、さらにはその動画の中でも新馬向きの
キビキビした性格が見て取れます。
なのであまり評判を過信されずに、1/10 程度でウラの馬券も押さえることを
お勧めします。もろ手をあげて出資馬の優勝を願わないのはおかしいことかも
知れませんが…。※もちろん応援はしていますし、勝利も望んでいます。
私の中のルシフェル評は、2戦目で勝ち上がり、桜花賞ではなくオークス出走
目指し、1800-2000辺りのレースでゆっくり階段上がって行ってくれれば的、感覚。
具体的には2月の椿賞やアルメリア賞から忘れな草賞を経てのオークス参戦。
騎乗者の指示に素直に従う仔ですが、気持ちはまだ奥まっているタイプです。
今週は、そのルシフェル君以外にも3頭が出走。
7/8 函館3R未勝利戦 アズライトムーン君(♀) 人気してないですが掲示板は。
中京10RインディアT ビオグラフィア君 昇級戦で全く人気していませんが、
前走は中々の末脚。複勝とか7,8,9 へのWなども妙味。
7/9 中京12RシンガポールTC レゾンドゥスリール君 そこそこ人気。
急遽の騎乗変更はありましたが、今回調教師先生がかなり本気な感じ。
です。
どの仔も、しっかりと力を出して気持ちの好い来週を迎えさせてください。
では、では。 Good Luck!