シロさんとディアちゃん

これは、お馬の話ではないのですが…

ナイスネイチャや、ウラカワミユキさんがいる、浦河の
『渡辺牧場』
さんが、暮れも押し迫った頃、海岸沿いの雪が積もっている道路脇で、仔犬を見つけました。
一度は通り過ぎましたが、やはり気になり、戻って来て様子を見たところ、ダンボールの中に入れられていた捨て犬とわかり、放置できず連れ帰りました。

渡辺牧場さんには、少し体が弱っている老犬「シロさん」がいて、飼うのはためらっていましたが、里親さんも見つからず、「ディア」と名前を付け、飼うことにされたようです…

こんなこんな、寒い場所に生後3、4ヶ月の仔犬が捨てられる…ほっておいたら命は消えたでしょう…
どんな事情があっても、こんな事ができるなんて、私には理解できません

人は残酷です。その上、無責任な心を持つ人はこういう事ができるんです

しかも、誰がやったと分かったとしても、大した罪にも問われない

今の日本のペット事情のあまりにも酷い現実に私はいつも心が張り裂けそうです

「助かってよかったね」

もはやそんな事を脳天気には言っていられないくらい、酷い現実があるんです

みなさんはそんな事をしないと信じます。でも、ペットの命を軽く見ているようなお友達がいたら、たまにでもいいから、「それはダメだよ」と、言って下さいませんか？

※写真は渡辺牧場さんのブログからお借りしました。