競輪
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2014/04/30 00:03
初めての馬旅を終えて
引退馬は、競走馬のなれのはてではありませんでした。
しっかり生きてきた。
人に寄り添ってきた。
レースに出る日々も、ゆっくり過ごす日々も彼ら彼女たちにとっては、馬生は一本に繋がっています。
ほんの一部のお馬を除き、どんな実績馬でも、その生が危うい時がありました。
そしてその姿を見ることでどんなに大切な命だったかがわかります。
私はこの子たちに、胸を張った生き方が出来ているのかさえ、今はわかりません。
自分の世界を、人に押し付ける生き方はしたくありませんが、一つだけ言えるのは、命というのは、計り知れないくらい重いものだということです。
一頭でも多く。
それが願いです。
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