その先にあったはずのもの

リアルビギニング、重度の屈腱炎により引退。
クラブの近況更新、休み明けだったリアルビギニングとしては勝っても負けても11月の東京同条件のダート2100mを使えるはず。
放牧は無いと高を括ってページを開きます。私はよくやるのですが、次戦どこか、或いは放牧かを見るため近況を開いて頭からは読まずにページの終いまでサッと進めて先の予定を確認。
ん？長ない？
申しわけございません、残念、そして引退の文字。
は？？
寝耳に水とはこのこと。
いやぁ、予想してませんでした。
いや、出来なかったですね。本馬のページでも書かれてる方がいらっしゃいますが、特に脚元の頓挫が書かれることは一度もなく、馬体重も460程度で増減も少なく負担は一切感じることなくレースに挑めていました。

残念だけど仕方ない

本当にこんな感じです。
この1年楽しかったなぁ、デビューを福島に観に行ってパドックは鳴き続け返し馬は嫌がってコースに出てこなかったり佐々木騎手を落としたり（笑）
2戦目からは全て東京ダート2100m、2戦目はサトノエピックに離されながらも追い込んで2着は次に楽しみができ
3戦目キャネルにビュンと先に抜け出され「やっぱり芝で結果出てる馬は違うな」と納得の2着
4戦目、レッドスフェーンが最後の直線入ったところで勢いよく「あかん、負けた」と思ったものの最後まで凌いで勝利！
5戦目、直線アムールドパリとの馬体を合わせてマッチレースを勝利！ダビスタなら勝負根性◎
6戦目、昇級戦も人気の一角、どこまでやれるかと思うもこのクラスでやれる力は充分に見せて貰えた納得の4着。

これだけ突然だとどうしても今回のケガがなかった世界線を妄想してしまいます。
その先は、負けることのほうが断然多いのは分かっててもきっと楽しめたはず。

長くなってしまいました
無事に競走生活を終えるのがホントこんなに難しいとは
私の一口人生で半年以上の離脱なく使えた馬は2頭のみ
復帰するピースオブエイトを観るのが怖いです。
どのクラスに居ようとも無事是名馬ですね。