32件のひとこと日記があります。
2017/05/26 21:33
皐月賞組その1
最後になったが、過去に最も来ているローテ。本来最初に取り上げねばならないのだろうが、私的にはあまり魅力を感じてなく、この順番になった。
一応軸候補に挙げている
アルアイン。
戦績を見れば誰でもわかるだろうが、アドミラブルと同じく、この馬も実質4戦4勝の無敗馬。
だから皐月組では一押し。
負けてないのに評価を落とす必要は全く無いからだ。
因みに負けたレースは、苦手な重馬場なので、良競馬とは何の関連性もなく全くカウントする必要は無い。
雨降って地固まり、時計は速くなればなる方がいい馬。
逆に金曜の雨が渋とく残り、土曜に荒らされタフな馬場になるようだと、前走4コーナーのちょっとした荒れでも手応えが怪しくなった馬だけに、かなり厳しい状況になる。まぁ明日からは晴れるので問題ないと思うが。
勝負根性もあり、師が最も期待していたサトノアーサーも既に破っており、ペルシアンナイトまで撃破。しかも鞍上力もこの2頭の方が明らかに上なのにもかかわらずだ。想像以上に馬自身が強いということだろう。
距離を不安視する向きもあるが、レーヌミノルのようなスプリンターでない限り、ダービーまでは持つのが既に常識だ。
次に皐月2着のペルシアンナイト。
こちらの評価は個人的にガタ落ち。皐月では皆が流れに乗って楽してる中、出が悪かったのを取り返そうと1頭だけ、向こう正面でも脚を使いまくっていた。そして最後の直線までデムーロの叱咤に応え2着を確保したのは立派だったが、案の定反動が。池江師も疲れをハッキリと明言しており、この僅かな期間で皐月賞と同じ状態にまで持ってこれたと。これは建前上のウソであり、皐月賞の状態にないことは明らか。能力はあるのでヒモが妥当だろう。
次に3着のダンビュライト。
これは皐月上位馬では最も厳しい所を通り3着。それが金曜現時点の高評価に繋がっているのだと思うが、確かに強い競馬でこれも評価を落とす必要はない。
ただ、全天候、馬場に対応出来るぶん、勝ちきる能力は薄いように思う。どんな条件でも各々でキレが不足。やはり来るにしても3着程度が妥当か。
そして、皐月4着のクリンチャー。
これは前走もそうだったが、今回もかなり期待している。戦歴を見ても内枠が良いのは明らかで、今回は見事引き当てた。そのぶん、前走より若干楽に行けるはず。
ブルードメアがブライアンズタイムと、距離が伸びるのも歓迎だろうし、何より強靭なスタミナを感じさせる。
逃げでも2番手でもいいが、今回も大いに穴党を喜ばせてくれるはずだ。
各馬なし崩しに脚を使わされ、アドミラブル以外、後ろからは何も来ないなんてシーンも考慮に入れたい。
次、レイデオロ。
この馬は、皐月が終わった瞬間は、休み明け5着の結果から、ダービーはこの馬か!?なんて感じさせたが、よくよくレースを精査してみると、噛ませじゃないかという真反対な判断に変わってきた。
まずこの馬は、アドミラブルと違い、それこそ純粋な追い込み馬だということ。これだけでも非常に危険な人気馬だが、高評価されている前走でも、5着をどうみるかで変わってくる。
私は恵まれた5着とみた。各馬が勝負所で早目に動く中、この馬だけは最後まで動かず、終い勝負に徹し、しかも一番馬場の良い所、最内を通っての5着。これは最初に感じたほどのパフォーマンスでは無いなと思った。
上がりも終いに徹した割には34秒台しか出せておらず、実績といえば、今や遥か昔の2才戦の戦歴しかない。負かした相手といえば、皐月賞や青葉賞の惨敗馬で、当時は人気してたものの、今はブービー人気を争ってるような馬たち。
ルメールと藤沢で人気してはいるが、これは結構危険な人気馬といえるだろう。ただアドミラブルがぶっちぎってしまった場合、後方のこの馬がチョロ差しで着に来るパターンもありそうなので消す勇気は無い。ヒモまで。