令和3年(2021年)イチイチ社年間業績報告

本日は年末のご多忙のところ、弊社年末業績報告会に出席頂き有り難うございます。
ご列席の関係者の皆様には、日頃から暖かいご声援、また時には叱咤激励頂き、社馬一同感謝申し上げます。
それでは早速業績報告に移らせて頂きます。

まず年間業績の報告の前に、簡単に12月度の業績に触れさせて頂きます。12月度の業績ですが、最終日の粘りもあり5成約(出向先3件)を達成することが出来ました。
12月度成績(5 2 1 2 2- 15)
(12月の勝ち馬達)
　12/8　シェダル＊地方
　12/20 スイートフェンネル＊地方
　12/26 エルカスティージョ
　12/28 ローレルアイリス
　12/31 レッドフレイ＊地方
その内2つは弊社芝事業部短距離部のエルカスティージョさんとローレルアイリスさんによるものであり、この成約によりローレルアイリスさんは課長職への昇進を勝ち取られました。来年は大型コンペでの一層の活躍が期待されます。

続きまして年間業績について報告させて頂きます。年間業績報告のサマリー詳細につきましては、お手元の資料をご覧ください。
　年間出走数　:362(385)↓
　年間成約数　:42(40)↑
　年間重賞成約数:0(2)↓
　通年勝率　　:11.6%(10.4%)↑
　通年連対率　:21.0%(21.3%)↓
　通年複勝率　:24.9%(29.6%)↓
　通年掲示板率:39.5%(42.3%)↓
＊カッコ内は2020年度の数値
年初成約目標数40件に対し、それを上回る42件の成約を達成する事が出来ました。これで4年連続40成約超を達成することが出来ました。改めて社馬の頑張りと皆様のご支援、ご声援に感謝申し上げます。
成約件数は達成した一方で、今年度は大型案件(重賞)の成約がなく、質的には満足とは言えない結果となりました。また各指標につきましても年々下降線を辿っていることがより顕著となり、特に重要指数の一つである掲示板率は警戒水準とも言われる40％を切る数字となってしまいました。これは私の不徳の致すところであり、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。
成績下降の要因としましては、外的と内的と大きく2つあると認識しております。まず外的要因ですが、近年の採用市場におけるバブルの影響が大きいと思われます。特に吉田帝大系学生は人気が高く、安定して望む社員と契約する事が難しくなっております。これまでその対抗策として新規拡大の方針を掲げていましたが、資金力に限りがある弊社といたしましては、資本利用のより一層の効率化が来年以降の課題と認識しております。
また内的要因ですが、採用方針にあったと考えております。ここ数年テーマを持って各年採用基準を変えながら活動を続けておりましたが、今となればいささか振り過ぎた感は否めません。業績下降の現実を受け、その過程と結果を真摯に検証し、一部先行して実施している今年度採用方針にプラス出来る形として行きたいと思います。
いずれにしましても、これらの問題に対し現在プロジェクトチームを立ち上げ、対応策の早期策定を指示しており、近々報告させて頂く年初計画には織り込んで参りたいと思います。

さて最後となりましたが、今年度のイチイチ社のMVHの発表です。今年度のイチイチ社馬のMVHは、、、(ドラムロール、ドラムロール、ドラムロール、ジャン！)　本年9戦5勝の成績を挙げられたローレルアイリスさんです！ローレルアイリスさんおめでとうございます！！本来であればこの場で彼女から一言頂きたかったのですが、既に来期に向けた充電に入っていることもあり、ご容赦頂きたく思います。

今年も残すところ僅かとなりました。
年間を通して皆様にはご愛顧頂きましたこと感謝申し上げます。我々イチイチ社一同、来年こそは皆様のご期待により沿うことが出来る様精進して参ること、ここに約束申し上げます。皆様におかれましては来年もイチイチ社を是非ともご贔屓に、よろしくお願いいたしますm(_ _)m