競輪
9件のひとこと日記があります。
2018/05/05 22:28
おめでとう、レインボーライン��
夏の休養をはさんで、次戦はキタサンブラックのリベンジマッチとなる天皇賞（秋）。しかしまたもや雨天。今回はダートだけではなく芝にすら水が浮くような状況でした。敗戦を経てもなおキタサンブラックは1番人気を背負い、サトノクラウンや海外G1を勝ったリアルスティール、オークス馬のソウルスターリングが続きます。誰もが馬場を気にする中で、ゲートが開いた瞬間まさかのキタサンブラックの出遅れ。展開が一気に読めなくなり、互いに牽制し合うように一団となってレースは進んでいきます。うまく内に潜り込んだキタサンブラックと、同じような位置にいたレインボーライン。4コーナーを回って直線に向き、堂々と先頭に立ったキタサンブラックとそれを追うサトノクラウンの二頭に追いすがるように、レインボーラインは最後まで懸命に前へ前へと脚を伸ばしていました。メンコの模様が見えなくなるほど、どろどろの顔。13番人気3着の激走に、感動したファンも多かったのではないでしょうか。4着以下を大きく離していただけに、あの不良馬場でも折れない精神力を秘めたレインボーラインの底力に、心が震えました。
二度目の挑戦となったジャパンカップ。今年も後方からの競馬となり、直線の末脚にかけるも届かずという結果でしたが、前年に続いてまたも上がり最速の6着。一線級の相手に囲まれ、着実に力を付けているという印象でした。さらにこの年は暮れの有馬記念にも出走したことで、中長距離の古馬王道路線を完走するという快挙も成し遂げてくれました。日本最高峰の大きなレースに、応援している馬が出走する。それだけでも、本当に喜ばしいことなのです。
今年こそはという思いを新たにした5歳初戦。確実に春天を見据えた阪神大賞典からの始動でした。目下のライバルは京都記念でG1馬のレイデオロ、アルアイン、モズカッチャン、ディアドラを破ったクリンチャー。武豊騎手への乗り替わりというのも相まって、単勝1.9倍の断然の人気でした。長距離巧者のアルバートが2番人気、レインボーラインはやや離れた3番人気でしたが、いざレースを見てみれば、何故こんなに低評価だったのかという程の圧勝劇でした。レインボーラインにとっては、3歳時のアーリントンカップ以来となる約2年ぶりの勝利。レインボーラインが勝ち切るシーンや、阪神大賞典の優勝レイをかけている姿を目の前で見られたことが嬉しくて、表彰式が終わるまでずっとウィナーズサークルの前で幸せな気持ちに浸っていました。
- キタサンブラック
- サトノクラウン
- リアルスティール
- ソウルスターリング
- レインボーライン
- イバル
- レイデオロ
- アルアイン
- モズカッチャン
- ディアドラ
- クリンチャー
- アルバート
- トンカ
- ウィナーズサークル
