ミッドのライバルは？　〜福島牝馬Ｓ・その２〜

ミッドサマーフェアの阪神牝馬Ｓ回避により、もう一度やることになったこの企画。

阪神牝馬Ｓでは、ここで本命視したスマートレイアーが出遅れながらも完勝し、▲だったローブティサージュが３着。

また血統を見てきました。

まずは予想オッズ１番人気のキャトルフィーユ。２代母がPrincequilloのクロスを持ち、また母父はナスルーラ系なので母系は「ナスキロ配合」が成り立っています。すなわち、この馬自身も直線で差せるストレッチランナーと言えそうですが、前に付ける競馬をしていますし、中山牝馬Ｓで２着になったこともあります。小回りの福島コースでも軽視はできなさそうです。

そのキャトルフィーユと中山牝馬Ｓで同着だったケイアイエレガント。この馬の母母父として血統表に居座るRobertoが不気味。中山と福島で複勝率43％と、たしかに小回りは得意そうです。

そして、出られるかどうかは不明ですが、出てくると怖いのがリラコサージュ。「Roberto系×Mr.Prospector系×Halo系」という、小回りを走るために生まれてきたかのような血統です。実際に京都内回りの秋華賞では、15番人気ながら3着に激走しました。また、フラワーＣでも３着の実績があります。

いや〜、調べたのはわずか数頭。それでも手ごわそうな相手が出てきました。

しかし、ミッドサマーフェア。中山コースでも牡馬相手にオープン３着ならば、十分ここでは見せ場を作れるはず。復活勝利を見せてくれればうれしいですね。